女優の歌 [音楽(CD)]
うんじゃらもんじゃら
ちょっと良いCD。
- アーティスト: オムニバス, 松坂慶子, ジュディ・オング, 富田靖子, 渡辺典子, 坂口良子, 伊藤かずえ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/07/20
- メディア: CD
私のような年寄りには懐かしい女優さんがいっぱい。
内容はズバリ歌謡曲。
このアルバムで嫌いなトラックは、著作権にうるさい小林亜星の⑦「リンゴがひとつ」と、喜多嶋舞のお母さんとして有名な内藤洋子の⑨「白馬のルンナ」くらい。
とにかく歌唱が気持ち悪い。
この2曲は歌謡曲というより、子供だましの童謡だ。
特に大好きな女優さんが出てるわけではないんだけど、懐かしくって。
富田靖子はガンダムヲタクだそうなので、個人的には好感度高め。
ヒゲとボイン [音楽(CD)]
ダメダメCDコレクターの私はときどきヘマをやる。
持ってるCDをうっかり、何度も買ってしまうことがある。
記憶力が弱いのだ。
エクセルで所有CDのデータベースを作っているので、購入後、それと照合してようやく気づいた。
今度やってしまったのは、コレ、ユニコーン後期の名作。
リリースされた頃はレンタルで借りて、聴いていた。
とても気に入ったので、その後、ちゃんと買ったのだが、それを先日まで忘れていた。
前に買ったのはデータベースが間違ってるはずないので、どこかにあるはずだが、整理整頓ができていなくてどこにあるのかわからなくて結局聴けないので、ダブって買ってしまったやつを久々に聴く。
②「黒い炎」、⑭「車も電話もないけれど」、⑮「ヒゲとボイン」が絶品。
『安全地帯II』 [音楽(CD)]
安全地帯の代表作の収録されたオリジナルアルバムを聴く。
安全地帯には詳しくない。
でも①「ワインレッドの心」は名曲中の名曲だと思う。
昔ヒットしていて、大好きだった。
安全地帯で知っていること…
もともとはソロシンガーのバックバンドで、地味だが、演奏力が高いとか…
それって、オメガトライブか?
中心人物はタマオキだかタマキとかいう名前で、作詞作曲もほとんどがこの人が手がけているらしいこと。
その人は薬師丸ひろ子と結婚したこと。
いつの頃から露出が減ってしまったようで、薬師丸ひろ子との婚姻以降のことは何もしらない。
現在、このバンドが存続しているのかも知らない。
薬師丸ひろ子がどうなってるかも知らない。
①「ワインレッドの心」が目当てで『II』を入手した。
けっこうバンドサウンドっぽくて良い。
少なくともAORの範疇には入ると思う。
最近はあまり話題にならない安全地帯だが、残されたこのアルバムが素晴らしいの事実。
日本の録音芸術の歴史に記録されるべきアルバムではなかろうか。
②「真夜中すぎの恋」もアップテンポが気持ち良い佳作。
リズムギターが小気味よい④「マスカレード」も好き。
ギターソロも良い。
⑦「真夏のマリア」も良質のポップス。
⑨「ダンサー」も骨太な歌心のあって良。
ムーンライダーズ [音楽(CD)]
ムーンライダーズに手を出してみた。
- アーティスト: ムーンライダーズ, Keiichi Suzuki, Ryomei Shirai, Tetsuroh Kashibuchi, Hirohumi Suzuki
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/12/12
- メディア: CD
無謀だった。
理解できなかった。
難解というか、とらえどころない音楽。
甘くない歌詞だが、痛烈でもない。
ロックらしい反骨精神のようなものを感じなくもないが…
ただやる気がないだけのような気もする。
狂気をはらんでいるような感じもするが…
酔っ払って愚痴を吐いてるだけのような気もする。
何を表現したいのか、私にはわからない不思議系ロック。
嘉門達夫『NIPPONの楽しみ』 [音楽(CD)]
昔の嘉門達夫もこつこつ蒐集しています。
さすがに13年も前の作品なので、ネタが古びているところもある。
TV付きラジカセとか、まったくわからない。
でも、②「怒りのグルーヴ」は最高の出来。
やっぱり、ハンバーガー屋に怒ってる。
今聴いても、ちゃんと笑えました。
④⑤「ワンルームマンション」2部作も秀作。
これは時代を超越した作品だ。
⑦「フニクリフニクラ」も楽しい民謡替え歌。
これに例の「ラデカセ」なるものが出てくる。
ラデカセ=ラジオ+テレビ+カセットデッキ。
そんな電化製品、本当に見たことない。
⑪「英会話教室」
ありがちなネタだけど、センスが秀逸で、類似品とは一線を画していると思う。
⑫「NIPPONのサザエさん」
(アルバムバージョン)とあるので、シングルでも出ているのだろう。
「ガッツ石松伝説」に匹敵する名曲だ。
「サザエさん」自体が今でも生きてるので、これは今でも新鮮なネタと言えるわけだ。
⑱「俺たち男だから」
良。その通り。
⑲「頭ガーンガーンガーン」
もうひとつの「鼻から牛乳」。
⑳「ショートソング」
小ネタメドレー。良ばかり。
ローリー『鋼鉄のハードロッカー』 [音楽(CD)]
白鳥英美子『美しく青きドナウ』 [音楽(CD)]
2週間心理カウンセリングをしてないと、そろそろ心が荒れてくる。
あらぶる魂を癒してくれそうなCDを聴く。
アーティストの出自はよく知らない。
最初は名前からしてアイドルかと思ってた。
歌心が感じられる、④「舟唄」がいいねえ。
八代亜紀の「舟唄」とはたぶん別物だと思う。
ギターのアルペジオで静かに始まる曲⑦「マイ・ドリーム」も良。
途中、男声が入ってくるのがちょっとイヤ。
⑧「ジ・アイズ・オヴ・ラヴ」も癒される。
なんか西洋式のお弔いをされて、天に昇って行きそうな気分になってくる。
⑨「フィドラー・アンド・ザ・キング。
これも良。
というのも、なんとなくブラックモアズ・ナイトっぽい。
⑩「チルドレンズ・マーチ」
子どもの拙さを利用したコーラス(しかも日本語)がちょっとあざとい気がする。
元ネタはよく知らないけれど、オダユージ(漢字知らない)が宣伝してるユーキャンのコマーシャルの曲だ。
⑫「美しく青きドナウ」
癒されると言うより、盛り上がってしまう曲(英語詞)。
琴線に触れてしまうよぅ。
私も思わずドナウ河に飛び込みたくなる。
道頓堀に飛び込む阪神ファンの気持ちが少し分かる。
ビューティホ・ブルー・ダニュー!
ディズニー大好き、パスタの思い出 [音楽(CD)]
ディズニーのCDをまた入手。
なぜかミッキーの下半身のジャケット…
でもケースから取り出し、開くとミッキーの全身像に。
ノートパソコンにディスクを挿入!
カシカシカシと不気味な音がするだけ。
CCCDでした。
「CCCDは、健全な音楽の創造サイクルを守るために採用されてる技術です」
パソコンで複製ができないブツですが、私のパソコンでは再生すらできません。
仕方がないので、リヴィングで聴いた。
ソファにもたれて、パスタを食べながら、コーラを飲みながら。
このCDのコンセプトはよくわかないけど、エイヴェックスだし、ディスコ?
①「ミッキーマウスマーチ」
キューブリック監督も大好きだろうと思われるお気に入りの曲。
ディズニーランドに行くと、私は必ずパスタだ。
なぜかあそこのピザは不味い。
とりあえず、ディズニーランドに到着するとする、アトラクションの前にまずパスタだ。
なぜだかわからないが、いつもそういうパターン。
都民なので、ディズニーリゾートのホテルになんか泊まらない。
本当は一度GFと泊まろうとしたけれど、高くて撤退した。
新宿の某国際ホテルより高かったぞ。
朝飯抜きで朝から出かけるから、お腹がすいているのだ。
到着しても、もったいないので、すぐにはアトラクションには乗らない。
パスタを食べながら、コーラを飲みながら、遊んでいる人々を観察して、自分たちのテンションを高めていくのだ。
さあ、今日はどういう順序でアトラクションを攻めて行くかとスケジュールをパスタを食べながら組み立てるのであった。
ここのところご無沙汰のランド&シーだが、リヴィングでパスタを食べながら、②「メインストリート・エレクトリカルパレード」を聴いてたら、昔話が鮮烈に思い浮かんできた。
続く、③「小さな世界」もディズニーランドを鮮烈に想起させる。
アレンジは全然ディスコ風だけど、おかまいなしに楽しくなってくる。
④「くまのプーさん」、一転してジャズっぽくブルーになる。
⑤「スーパーカリフラジリスティックスピアリドーシャス」、意識の流れのような切れ目のない意味のわからないタイトルだが、これもディスコ風の楽しい曲。
⑥「いつか王子様」では、森山良子の歌唱が心に染みる。
歌詞は英語だけど、この程度の英語ならちゃんと理解できるよ。
ベタな歌詞だけど、童心に返らせてくれるよ。
⑦「チム・チム・チェリー」でフューチャーされてるヴォーカル&ギターの西元寺哲史って知らない人、ちょっとしらける。
⑧「ビビディ・バビディ・ブー」
水森亜土、名前だけは知ってるけど、どんなキャラの人だかは知らない。
ちょっと私の苦手なキャラのようだ、途中でスキップしたくなった。
⑨「困ったときには口笛を」
ムッシュかまやつ。
ディズニーのイメージが台無し。
なんかいきなりジブリにトリップしたような不愉快さ。
⑩「パート・オヴ・ユア・ワールド」
ムッシュのあとのお口直し、フランス語らしいのが可愛い。
〆は⑪「星に願いを」
もろにディズニーな曲なんだけど、これを聴くとどうしても長い舌を垂らしたキッスのジーン・シモンズの顔が浮かんでくる。
適当な女性を誘って、ディズニーランドに再び出征してみようかなと、ひとりで気持ちが盛り上がる日曜日…
タイマーズ [音楽(CD)]
よくわからないが、RCサクセションは好きなのでタイマーズを入手。
これは酷いなと思った。
大麻が大好きとか、大麻が切れたからもう家帰って吸ってくるとか、意味不明。
本気なんだか、ふざけてるんだかわからないところが微妙。
悪ふざけのような印象を受けた。
ストーンズの「サティスファクション」の替え歌も最低。
夜中にアパートでドラム叩いたら近所迷惑なのは当りまえ。
権力批判ならいくらでも理解できるが、ただ無知で非常識なだけの主張にしか聞こえない。
もう二度とこんなCD聴きたくないと思った。
コミックバンドかと思っていたが、私には笑える箇所は皆無だった。
ジギー『ホワット・ニューズ?』 [音楽(CD)]
今日はジャパメタ聴いてます。
90年代とかを意識させない、歌謡メタルの王道路線です。
勢いのある曲が満載。
歌詞はもちろん全部日本語。
こういう良い曲を良い演奏で真面目にしっかり作ってるバンドがもっと売れて欲しいものだ、もっとちゃんと評価されて欲しいものだ。
メタルは色物扱いされてて哀しい。
こと、ジャパメタの扱われ方は酷すぎる。
かく言う私もつい最近まで日本語ロックには偏見があって、ろくに聴いていなかった。
若い頃はつまらないこだわりがいろいろと多かったな。
歳をとるにつれ、どんどんストライク・ゾーンが広がってきてる気がする。
良いことなんだか、悪いことなんだか。
たぶん良いことなんだと思う、そう思いたい。
ジョーン・オズボーン [音楽(CD)]
ジョーン・オズボーンのCDを入手しました。
ジョーン・オズボーンを聴くのはこれが初めてだ。
名前だけは前から知っていた。
ジョーン・バエズとオジー・オズボーンが合体したような、大胆な名前だと思ってた。
音楽性がどんなものだかは知らなかったが、HR/HM系でないことはたしかなので、スルーしていた。
なんでこのたび、これを買ったかというと、英国のギターの神様、リッチー・ブラックモアのラヴラヴユニット、ブラックモアズ・ナイトが「セイント・テリーサ」という曲をカヴァーしていて、そのオリジナル・ヴァージョンがこのアルバムに収録されているからだ。
ブラックモアズ・ナイトの「セイント・テリーサ」はとても良い出来で、お気に入りになっている。
だから、オリジナルも聴いてみたくなったのだ。
ジョーン・オズボーンのヴァージョンも悪くない。
勉強になりました。
やっぱり聴きなれたキャンディスの素直な歌唱が好きです。
「セイント・テリーサ」以外の曲にはそれほど興味を覚えませんでした。
私の好みのストライク・ゾーンからはちょっと外れている。
フィーメール・ヴォーカルものはけっこう好きだが、気だるい感じのは苦手。
でも、ブラックモアズ・ナイトに近い音楽性かも。
そうじゃない土臭いロック曲も収録されているが。
夜警『深夜の狂気』 [音楽(CD)]
古き良き時代のツインリードのHRを聴く。
古いよなあ、最初にリリースされたのは1983年だ。
HRがまだ退廃もせずに一番爛熟していた頃じゃなかろうか。
曲も明るい希望に満ちた感じだ。
別に楽天的な歌詞なわけではないのだが、90年代のオルタナと比べれば、その違いは歴然としたもの。
スラッシュやデスに比べれば、いやジャーマンやパワーメタルに比べても、スピードもずっと遅いが、十分スリリングな速さではある。
モダンヘヴィネスやヌーメタルに比べれば、ノイジーなうるささも子供だましみたいなものだが、ビートルズやストーンズなんかよりはよっぽどラウドだ。
LP時代のアルバムなので、収録曲数、収録時間は短いが、捨て曲なしといった感じで充実している。
楽しいHRの見本のようなアルバムだ。
このバンドの編成でユニークなのは、5人組にもかかわらず、ヴォーカル専任がいなくて、ベーシストとドラマーのリズム隊のふたりがリード・ヴォーカルをとっているところだな。
不完全な形でもいいから、再結成がんばってもらいたい。
コーン『アンタッチャブルズ』 [音楽(CD)]
ジ・アウトペイシェンス [音楽(CD)]
ソネブロ復活おめでとう。
少し軽くなった気がするよ。
北川さんも女子大生としゃべくってふんぞりかえってるだけじゃなくて、少しは仕事もしてるのかな。
アクセル・ローズとかスラッシュとか豪華なゲストが参加してるHRを聴いてる。
ガンズに曲を提供しているソングライターのバンドだというので、楽曲の良さを期待していたが、ちょっと、というかかなり期待はずれ。
演奏も楽曲も決して悪くはないのだが、ガンズ級に良い曲なんて1曲もない。
たぶん出来の良い曲はみんなガンズに提供してしまって、余った曲を自分で録音したのかな、なんて思ってしまった。
90年代なのに、オルタナ臭さは無縁で良いHRではある。
ガンズどうこうってレコード会社が煽るから、つい期待しすぎてしまうのが悪いのだ。
エックス・ジャパン『ダリア』 [音楽(CD)]
96年発表のエックスを聴く
例によって、ジャケット写真は秀逸。
①「ダリア」~②「スカーズ」と速くて勢いのある曲が続いておおっとくる。
バラードもエックスの魅力なのだろうが、このアルバムはちょっとバラードが多すぎる気がする。
③「ロンギング」、⑥「クルシファイ・マイ・ラヴ」、⑦「ティアーズ」、⑩「フォーエヴァー・ラヴ」とバラード漬け。
ここら辺は、リスナーの趣向によって、評価がわかれるところだろうか。
⑨「ドレイン」はモダン・ヘヴィネス風にやっててちょっと面白かった。
エックス『シングルズ』 [音楽(CD)]
エックスの初期ベスト盤を聴く
エックスはどれもジャケット写真のセンスが良いね。
ジャパメタの中では抜群じゃなかろうか。
これはベスト選曲ではなくて、「紅」から「セイ・エニシング」までの8センチシングルCDのリード・トラックとC/Wトラックを全てクロニクルに収録した便利なアイテム…と考えた方がいいのかな。
さすがにエックスがシングルのリード・トラックに選ぶような曲は名曲ばかりですね。
アルバム未収録音源もけっこう含まれているので、8センチシングルを全部集めるのは大変なので、こういう企画アルバムは便利だ。
まあB面曲はB面曲なので、ちょっと質が落ちるのは仕方ないだろう。
名曲とちょっと落ちるのが交互に並んでいるので、なんか通して聴くと不思議な感じだ。
C/W曲にはライヴヴァージョンなんかもよく収録されている。
エックス初心者の私は、まだライブ映像やライヴ盤は聴いていないので、「X」のライヴ・ヴァージョンなんかは新鮮で面白かった。
存在感の薄いToshiが、けっこうライヴでは生き生きと観客を煽っている様子が頼もしく感じられて嬉しかった。
ライヴでのドラミングもけっこう上手。
さすが名高いYoshikiだ。
エックスの場合、かなり高度なドラミングだと思うのだが、ライヴ音源でもちゃんと良い。
ギターはさすがにちょっと音像が薄っぺらくなっている感じだが、ドラムはやっぱライヴが良いね。
ライヴ盤は楽しい。
エックスがルックスだけのバンドじゃないことがよくわかって、良いと思う。
ジギー『ブロンド007』 [音楽(CD)]
エックス『ジェラシー』 [音楽(CD)]
こないだのベスト盤で気に入ったので、オリジナルアルバムにも挑戦。
まだ「JAPAN」がつかない初期のやつ。
ジャケ写真見ると、ビジュアル系というか、ヘアメタル系ですね。
「ビジュアル系」とカテゴライズされていたので偏見から今まで聴かないでいたけど、音はちゃんとメタルしてるので良い意味で驚いた。
逆に言うと、こんなメタルメタルしたバンドがあんなに売れたのが不思議だ。
90年代はオルタナの時代という印象なのだがな。
このアルバムの目玉はやっぱり②「サイレント・ジェラシー」。
こないだの2枚組ベスト盤にも収録されていたのでありがたみがちょっとないが、たぶんハロウィン(のヴァイキー)も意識するであろうような名曲。
②「サイレンと・ジェラシー」単品にもピアノのイントロがついているのだが、オリジナル・アルバムではさらに①「Es Dur のピアノ線」も2分近いイントロで、さらに重厚な作りになってる。
①~②は続きものだと思いたい。
さっさとツーバス叩きまくれというハード・コアな方には不向きだろうが、私のようなオールド・スクールなメタルファンにはじらされたり、我慢を強いられたりするとありがたがるようなマゾが多いと思う。
一番良い速くて長い曲をアルバムの頭に持ってくるなんて、ハロウィンの『守護神伝』の新しいやつみたいだ。
③「ミスキャスト」は、リフや歌メロが筋肉少女帯っぽい歌謡メタルで好き。
L.A.メタルっぽい④「デスパラト・エンジェル」もゴージャスな作りで好き。
スラッシュ・メタル風の⑦「スタブ・ミー・イン・ザ・バック」も好き。
『Burrn!』で言うと大野記者とかが得意そうなR&Rナンバー、⑨「ジョウカー」も、ジャパメタらしくて好き。
ユニコーン『スプリングマン』 [音楽(CD)]
うんじゃらもんじゃら
昔から、バンドブームの頃からユニコーンが好きだった。
奥田民生の作曲センスによるところが大きいと思う。
デビューした頃はやたらととんがった印象だったが、この頃になるとだいぶ落ち着いている、貫禄がもう出てる。
アルバムジャケットもパフィーっぽくなってる。
私がこのアルバムで一番好きな曲は④「すばらしい日々」
「ワイルドでいこう」みたいなリフで始まる①「与える男」も好き。
「愛という名の欲望」みたいな②「金銀パールベイビー」も好き。
ハードロッキンなリフの③「時には服のない子のように」も好き。
変拍子のドラミングが気持ち良い⑤「アナマリア」も好き。
R&Rな⑦「素浪人ファーストアウト」も好き。
パンキッシュでうるさい⑪「薔薇と憂鬱」も好き。
一世風靡セピア [音楽(CD)]
ベルサイユのばら [音楽(CD)]
うんじゃらもんじゃら
『ベルサイユのばら』(たぶんアニメ版)のサントラを入手。
- アーティスト: TVサントラ, 鈴木宏子, 山上路夫, 田島令子, 志垣太郎, 馬飼野康二, ブロウニー, アリス・ソクラス, 片桐和子, 上田みゆき
- 出版社/メーカー: キティMME
- 発売日: 1994/09/24
- メディア: CD
もう5年前くらいだけど、とある女子大生とお話する機会があって、「漫画とかどんなの読むの?」と質問した。
その彼女は一流私大の女子学生だけあって、あまり漫画なんて読まないらしかった。
でも、受験勉強のかたわら、『ベルばら』を読んでいたそうだ。
オスカルとアンドレがどうしたこうしたと話し始めた。
でも、私は少女漫画はほとんど読んでないので、話についていけなかった。
『ベルサイユのばら』と『ラ・セーヌの星』と『リボンの騎士』の区別がつかない状態でお手上げ。
だいたい「アンドレ」と聞くと、どうしても大巨人を連想してしまうし。
私はその女子学生になんとなく好意を抱いていたので、話が合うように、さっそく漫画文庫を買って読んだ(全5巻くらいでそんなに長くない)。
当時は、少女漫画なんてどうせレベルが低いんだからと偏見の塊りの私であった。
ところが『ベルサイユのばら』は、意外や意外、おそろしく面白かった。
以来、池田先生の漫画作品は全部読むよう努めている。
まだ味読のものがほとんどだが。
『ベルばら』のアニメは観てない。
TVシリーズで長そうなので、一生観る機会はないだろう、と思う。
宝塚かなんかのミュージカルも観に行く機会は一生ないだろう、と思う。
このサントラCDはけっこう原作の雰囲気が伝わってきて良かった。
主題歌①「薔薇は美しく散る」とか特に良い。
仮面ライダー [音楽(CD)]
うんじゃらもんじゃら
仮面ライダーのCDを入手。
- アーティスト: テレビ主題歌, 藤浩一, メール・ハーモニー, スインガーズ, 宮内洋, 水木一郎, コロムビアゆりかご会
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1999/12/18
- メディア: CD
私は昔からアニメ党で、特撮はあまり好きじゃなかった。
だって、特撮はリアルじゃないんだもん。
でもウルトラマンなら、『ザ・ウルトラマン』(これは実はアニメ)まで見てたし、仮面ライダーなら『スカイライダー』まで一応見てた。
そんなに面白いとも思わなかったけど、小学校で話題についていけなくなるので、しょうがなくお勉強のため見てた気がする。
このCDで言うと①~⑪までは全部知ってた。
アニメタルでもお馴染みの曲ばかりで萌える、いや燃える。
『仮面ライダー スーパー1』というのは覚えてないが、主題歌は聴いたことがある気がする。
『仮面ライダーBlack』『同RX』になると、全然わからない。
ただし『Black』は少年サンデーあたりに連載されてた石ノ森先生の傑作漫画の方を読んでいる。
でも、なにしろTV版は見てないのだから断言できないけれど、『Black』、漫画版とTV版とでは別物だと思う。
あの漫画の内容がそのままTVシリーズ化されてたら、ネ申。
間違えてE.L.O. [音楽(CD)]
うっかり間違えて購入してしまったCDを聴く。
何と間違えたかと言うと、E.L.P.(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)との勘違い。
廉価盤とは言え、せっかく買ってしまったので、一所懸命聴く。
E.L.O.(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の最高傑作(79年発表)だそうだが、いかんせん趣味の違いは厳しい。
ABBAみたいな感じで悪くはないけど。
このアルバムから全米TOP40に4曲も送り込んでいるらしいが、メタル耳な私には、これといったキラー・チューンに思える曲がない。
というか、解説を読まなければ、どれがシングル・ヒットした曲なのか見当もつかない。
まあせっかく買ったことだし、聴くのがしんどい大作でもないので、ちょくちょくBGMにかけて慣れよう。
そのうち好きになってくるかもしれない。
少なくとも、嫌悪感を感じるアルバムではない。
『バーン!』06月号 [音楽(CD)]
定期購読している『バーン!』がもう届いた。
クロネコ速え。
いつもなら4日あたりに届くのだが、GWだから変則なのだろう。
リアル書店に並ぶのは6日だから、4日も早く読めて、ちょっと得した気分。
表紙にもなっている通り、巻頭特集はメタリカのレポート&インタビュー。
カラーで16ページもあって、読みごたえあり。
いずれにせよ、ジェイムズもラーズもご機嫌そうでなによりだ。
来日ボン・ジョヴィのレポートはカラーで5ページ。
アコギで弾き語るジョンの写真、カコイイ。
ブルーズ・ロック特集で、ジミヘンやゼッペリンやクリームやフリー、バッド・カンパニーと並んでカルメン・マキが紹介されている。
なるほど。
マイケル・シェンカーのインタービュー白黒4ページはいつもの通り爆笑もの。
インタビューアは藤木記者なので、ひやひや。
マイケル、完全に頭がおかしくなってる。
イン・フレイムスのレポートはカラーで3ページ。
コンサート、すごく盛り上がっている様子。
ジューダス・プリーストのレポートはカラーで4ページ。
『バーン!』の人気投票の優勝カップを手にしたグループショットが素晴らしい。
なんて威厳のある高齢者集団なんだろう。
ビル・スティアのインタビュー、カラーで4ページはファンには興味深い内容。
エドガイのレポートはカラーで3ページ。
ダイアモンド・デイヴを凌駕するジャンプ力だ。
全国の新星堂で一番売れてるHR/HM系のCDは…
やっぱりこれだ。
2番目がガンダム。
3番目は来日が影響してかボン・ジョヴィ返り咲き。
Q&Aでおススメのディープ・パープルのライヴ盤は…
私はコレもってない。
欲しいけど、ちょっと高いな。
ポスターは再結成フェア・ウォーニング。
ウレ・リトゲン(レトゲン?)、嬉しそう。
ゲイっぽい笑い方。
C.C.ベーレンスは顔色が悪い。
病気じゃなかろうか。
ヘルゲ・エンゲルゲはいつも通りつまらなそうな顔してる。
この人は永遠に営業スマイルを覚えないのだろう。
トミー・ハートはアメリカ風に垢抜けてきた?
ピアス、ヒゲ、野球帽…
アンディはいない…
まあ、このバンドの場合、ルックスはどうでもよい、のだと思う。
リッチー・コッツェンのインタビューはカラーで3ページ。
最近、何気に注目株になってる。
マルコ・メンドーサ、ジミー・ベイン&ヴィニー・アピスの恨み節インタビューになぜかカラーで9ページもさかれている(さすが『バーン!』)。
もちろん、オールドなファンには、ホワイトスネイクやレインボーやディオの話は面白い。
シャリー・フォグリオの傑作随筆、今月はビリー・シーン。
本当にすごい女だ。
ハードコア・スーパースターのレポート&インタビューはカラーで5ページ。
刺青の露出が少ないのが残念。
「レコード・レビュー」
さあて、今月は何を買うか。
今月はちょっと不作な印象。
クロス・レビューはマイケル・キスクのソロ作のみ。
(私的には)キスケはもういい。
ナパーム・デスやカーカスが好きだったから、ファイアバードも聴いてるけど、やっぱりまた地味なハードロックなんだろうな。
編集長が84点つけてます。
新作ではなくて大昔の音源集らしい。
伊藤セーソク先生が80点つけてます。
そしてコレ。
ライブ・イン・ジャーマニー1976~ツアー30周年記念ボックス~
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: CD
『ライヴ・イン・ジャーマニー』の完全版というわけか。
6枚組みでこの値段は良心的に安い、と思う。
ボックス・セットはいつも悩むところだが(通例、結局見送る)、今月は他にあまり買いたいのがないので、たぶん、あまり悩まずにサクっと買うと思う。
坂本九 [音楽(CD)]
『男子の本懐』の坂本さん良かった。
海援隊も良かった。
坂本つながりで、今度は坂本九を聴いてみた。
最近、日本の歌謡曲の歴史の勉強が楽しいです。
ベスト盤は邪道、オリジナルアルバムを集めたいと普段は思うのだが…
九はアルバム・アーティスではないので、それは無意味。
坂本九と聞くと「スキヤキ」しか頭に思い浮かばないが…はてさて。
結果論で言うとけっこう楽しめた。
①「上を向いて歩こう」
フェア・ウォーニングも日本公演で披露していたグローバルなヒット曲。
説明不要の名曲中の名曲。
②「悲しき六十才」
アラビアンなフォークソング?
ムスターファと聞くと、クイーンの『ジャズ』を連想してしまうが。
③「ステキなタイミング」
アメリカン・スタンダードかな?
一昔前のミスター・ドーナツでBGMにかかってそうな曲。
④「GIブルース」
プレスリー?
⑥「カレンダー・ガール」
これもアメリカン・スタンダード?
⑩「見上げてごらん夜の星を」
名曲キタ。
これも九ちゃんだった。
⑬「涙くんさよなら」
また名曲キタ。
名前は忘れたがなんとかという瑞々しいアイドルがカヴァーしてたはず。
⑭「明日があるさ」
名曲というほどでもないが、有名曲だ。
たしかウルフルズがカヴァーしてたはず。
⑳「この世のある限り」
初めて聴く曲だが気に入った。
歌謡曲の王道を行くラヴ・ソング。
21「夕焼けの空」
アコギが気持ち良い良曲。
22「自由への旅立ち」
堀江美都子のバラードようなアニメ主題歌のようなクサい歌メロ。
和田アキ子のバラードのような勇壮なコーラス。
24「親父」
親父の遵法精神がかなり怪しい。
海援隊 [音楽(CD)]
『とがしやすたかの男子の本懐』がおもしろかった。
特に坂本竜馬をモデルにしたキャラにはまった。
というわけで、海援隊を聴くことにした。
オリジナルアルバムを全部集めるつもりはないので、手っ取り早く『全曲集』。
武田鉄矢のファンじゃないけど、彼の漫画『おーい竜馬』は名作。
小山先生のおかげかもしれないけど。
海援隊と言われても、「贈る言葉」しか頭に思い浮かばなかったが、けっこう聴き所いっぱいのCDだった。
⑤「人として」
これ、どこかで聴いたことある。
『金八先生』の主題歌だったのかしら。
⑦「パラオ・ゼロ・ファイター」
フォークソングでは定番の反戦歌。
零戦を「ゼロ・ファイター」と呼ぶところに、すでに反日的態度が明白でわかりやすい。
⑧「母に捧げるバラード」
これも知ってた。
というか、お笑い芸人のネタによくされてるやつ。
「このバカチンが!」って。
未成年時代の犯罪履歴をカミング・アウトしている。
ネタだからかもしれないし、まあ時効が成立しているだろうから問題なし。
⑪「贈る言葉」
くやしいけれど名曲。
送別会のカラオケで誰かにこれを歌われるとつい泣いてしまう。
⑬「あんたが大将」
これも有名な曲かな?
フォークというよりチャック・ベリーみたいなR&B曲。
⑰「思えば遠くへきたもんだ」
さだまさし風のふるさとが恋しくなるような叙情的な典型的なJフォーク。
⑲「JODAN JODAN」
「YMCA」(西城秀樹の「ヤングマン」)みたいな感じのディスコナンバー。
武田鉄矢ばかりが有名だが、海綿体じゃなくて、海援隊はちゃんとしたバンドだったことがよくわかった。
マイ・リトル・ラヴァー [音楽(CD)]
2003年のマシーンヘッド [音楽(CD)]
ここのところ演歌とかアニメ歌謡ばかり聴いていたので、ちょっと激烈なのを聴くことにした。
なんとなくこれまでよく聴きこんでいなかった。
もともと特に好きなジャンルの音楽ではないのだ。
いつももっとメロディアスなのを好んで聴いている。
でも久しぶりのマシーンヘッド、やっぱり激烈だ。
モダン・ヘヴィネスというやつか。
けっこう緩急の差をつけていて、1枚通して聴いて飽きないように作ってある。
1発KOのキラー・チューンはない。
ノイジーなので、初めのうちは抵抗感が強いのだが、何回か聴いてるうちにだんだんよくなってくるタイプのアルバム。
少年ナイフ [音楽(CD)]
海外で大評判と噂に名高い少年ナイフを聴いてみた。
ああ、こりゃ酷いな。
ルックスも歌唱も、(慣れてる分だけ)オノ・ヨーコの方がましだ。
この拙い感じの英語が英語圏の人にはエキゾチックで魅力的なのだろうか?
宇多田ヒカルは英語が上手すぎるからアメリカで売れないんだろうな、と思いました。
せっかくCDを入手したんだから、少年ナイフの良いところを探す…
慣れれば可愛いと思う、たぶん。
酔っ払って聴けば、けっこう楽しいかも。
パンキッシュな曲の歌メロとか、ちょっとGWARに似てるかも。
…
曲が非常に短いので飽きない!
最近思うのだが、ドリーム・シアターとかイングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ラジング・フォースとか、アルバムが長すぎるのではなかろうか?
嘉門達夫『症候群』 [音楽(CD)]
懲りずにまた爆笑することにした。
わりと最近の作品。
よって、ネタもかなり新鮮。
観察眼も相変わらず冴えてる。
嘉門達夫、いつまでも元気だなぁ。
でも⑪「ガッツ石松伝説」のようなキラー・チューンがある一方、③「夢・ドリーム」、⑲「懐かしいもの」などのコミックソングとも呼べないような、のんびりしたフォークナンバーなども収録されており、賛否のわかれるところではないだろうか。
全体として、ちょっと過激さと下品さに欠けているような気がした。
嘉門は過激すぎる、下品すぎると敬遠している向きにはおススメの1枚だ。