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ゲバっ子ローザ [人文科学(主に小説)]

珍しく岩波文庫の「白帯」を読んだ

獄中からの手紙 (岩波文庫)

獄中からの手紙 (岩波文庫)

  • 作者: 秋元 寿恵夫, ローザ・ルクセンブルク
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 文庫

内容は全く知らずに読んでみた。
投獄だか保護監禁されているわりには、わりとつらくなさそうな雰囲気がただよう不思議な書簡集。

過激な内容を期待していたため、肩透かしをくった読後感。
もっとも検閲のため、政治的なことは過激なことも穏健なことも一切書けなかったのだろう。

「政治犯」だから、強制労働もないのかな?


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4000億 [人文科学(主に小説)]

SF小説を読んだ

4000億の星の群れ (ハヤカワ文庫SF)

4000億の星の群れ (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: ポール・J. マコーリイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 文庫

相転移なんとかという技術で超高速で移動できるようになった人類が、宇宙のフロンティアで異星人とコンタクトするオーソドックスなSF。
主人公は日系人の超能力者(♀)、宇宙人は昆虫のように変態するタイプ。

この作家は日本ではあまり評価されていないようですが、SF用語が交錯するなかにもしみじみとした文芸的雰囲気がちょっとあって、とてもよい作品だと思いました。
とりあえず、より有名な『フェアリィ・ランド』もせっかく翻訳されているので読んでみようと思いました。


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ショックロック [人文科学(主に小説)]

ホラーアンソロジーを読んだ。

ショック・ロック

ショック・ロック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1992/11
  • メディア: 文庫

スティーヴン・キングの短編が収録されてるので読んでみた。
キングの「いかしたバンドのいる町で」は彼の短編集にも収録されているもの。
まあ死んだミュージシャンが蘇ったり、祟ったりするような同じような趣向の短編が多かった。


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女の国の門 [人文科学(主に小説)]

女流作家のSFを読んだ

女の国の門

女の国の門

  • 作者: シェリ・S. テッパー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 文庫

核戦争後の未来社会が舞台。
生き残った人類は一部の女性に支配され、人為淘汰によって闘争本能を失いつつある。


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ヨーロッパ中世 [人文科学(主に小説)]

世界史の教科書を読んだ

西洋の歴史〈古代・中世編〉

西洋の歴史〈古代・中世編〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 1988/07
  • メディア: 単行本

やっぱりヨーロッパ中世はとても興味深い。
このテーマで論文を書きたいが、諸外国語の参考文献を読むのは私には無理だろう、残念だ。


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アリステア・クック [人文科学(主に小説)]

アメリカ史の本を読んでる

アリステア・クックのアメリカ史〈上〉

アリステア・クックのアメリカ史〈上〉

  • 作者: アリステア クック
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

前半は白人の殖民開始から、ゴールドラッシュまで。


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神々の翼に乗って [人文科学(主に小説)]

ファイナルジェンダーの下巻を読んだ。

ファイナルジェンダー―神々の翼に乗って〈下〉

ファイナルジェンダー―神々の翼に乗って〈下〉

  • 作者: ジェイムズ・アラン ガードナー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 文庫

設定はとてもワンダーだけど、プロットも結末もSF考証も破綻なく、安心して読める良質な娯楽作品に仕上がってると思う。


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ファイナルジェンダー(上) [人文科学(主に小説)]

SF小説の前半を読んだ。

ファイナルジェンダー―神々の翼に乗って〈上〉

ファイナルジェンダー―神々の翼に乗って〈上〉

  • 作者: ジェイムズ・アラン ガードナー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 文庫


ジェンダーというより、セックス(男性、女性、両性具有)を自己選択する未来世界が舞台。
原タイトルは『コミトメント・アワー』。

前半はSF設定や舞台や登場人物の説明が主でちょっと退屈。
ようやく殺人事件が起こって、お話が大きく動き出しました。


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死の恐怖 [人文科学(主に小説)]

クック・ロビンの陰謀サスペンス小説を読んだ。

モータル・フィア―死の恐怖

モータル・フィア―死の恐怖

  • 作者: ロビン クック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1989/05
  • メディア: 文庫

主人公の医者がすごく動き回って陰謀を暴露させる。


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人間以上 [人文科学(主に小説)]

古いSF小説を読んだ。

人間以上

人間以上

  • 作者: シオドア・スタージョン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1978/10
  • メディア: 文庫

超能力を持った子どもたちの集団生活を描いたもの。


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カルト [人文科学(主に小説)]

カルトを批判する本を読んだ。

「カルト」を問い直す―信教の自由というリスク

「カルト」を問い直す―信教の自由というリスク

  • 作者: 櫻井 義秀
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 新書

オウムがテロリズムに走った理由がちょっとわかったような気になった。
大学生に対するオルグというか勧誘の問題提起がメイン。


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荒野の呼び声 [人文科学(主に小説)]

ジャック・ロンドンの中編小説を読んだ。

荒野の呼び声

荒野の呼び声

  • 作者: ジャック・ロンドン, 海保 真夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫

翻訳が新しいらしくてたいへん読みやすい。

怖いわんわんが主人公。
人間の世界から荒野へ去っていくプロットが『フランケンシュタイン』にちょっと似てるなと思った。


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さよならダーウィニズム [人文科学(主に小説)]

進化論大好き。
ネオダーウィニズムを批判して、構造主義を擁護する本を読んだ。

さよならダーウィニズム―構造主義進化論講義

さよならダーウィニズム―構造主義進化論講義

  • 作者: 池田 清彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 単行本

革命はよくないなと思った。
進化する(より高等になる)ためには、今でのシステムを大切にしなくてはいけないと思いました。

私も自己否定はやめて、少しずつ自分を変えていけば良いんじゃないかと明るい気分になった。


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王子と乞食 [人文科学(主に小説)]

マーク・トウェインの小説を読んだ。

王子と乞食

王子と乞食

  • 作者: マーク・トウェーン, Mark Twain
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1934/07
  • メディア: 文庫

翻訳が古いので読みにくいかなと思ったけど、まあなんとか大丈夫。
『ハックルベリーフィン』ほどじゃないにしても、それなりに面白かった。
舞台がアメリカじゃなくてイギリスなのも楽しい。


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フレームシフト [人文科学(主に小説)]

眠れぬ深夜の楽しみはやっぱり読書。
SF陰謀小説を読んだ。

フレームシフト

フレームシフト

  • 作者: ロバート・J. ソウヤー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫

文庫本で500ページ以上あるけっこう長めの長編小説だが、面白くって読みやすかった。
ネオナチの陰謀が突拍子もないけど、思考の停止はお手のもので、ばっちり楽しめた。


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赤い子馬 [人文科学(主に小説)]

スタインベックの連作短編小説を読んだ。

赤い小馬

赤い小馬

  • 作者: スタインベック, 西川 正身
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1988/06
  • メディア: 文庫

スタインベックを読むのは初めてだったけど、DVDで『二十日鼠と人間』を観ていたので、なんとなく雰囲気には馴染みがあった。
翻訳が婦人雑誌に連載されたとうのは興味深い。
かなり残酷な描写があって刺激的。
主人公が10歳の少年なので、なんとなく郷愁を感じる。


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情報社会 [人文科学(主に小説)]

デニス・ダンヴァーズのSF小説を読み終わった。

天界を翔ける夢

天界を翔ける夢

  • 作者: デニス ダンヴァーズ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 文庫

120億人が肉体を捨て(焼却処分)、なんかすごい記憶媒体の中でヴァーチャル・リアリティーに普通に暮らしてる世界の物語。

今日も朝から社会保険庁のオンラインシステムがトラブルおこしてるらしいし、NTTのひかり電話もしょっちゅうダメになるし、サッカーの博打のシステムもちょっと入力が集中するとパンクするし、今の不安定なIT社会から想起すると、とても肉体を捨ててコンピュータが管理するVRの世界の住人になる気はおこらないなあ、と思う。
でもだんだん進歩してるようだから、そのうち「絶対」にシステムに障害をきたさない情報システムが完成する日がくるのかもしれない(私は信じてないけど)。
もちろん小説を読んでいる間は「思考の停止」の技術を使って、純粋に作品を楽しみました。
(夜中に目が覚めて、読んでるうちに朝になってしまいました)


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ポール・アンダーソン [人文科学(主に小説)]

昔のスペースオペラを読んだ。

地球帝国秘密諜報員―ドミニック・フランドリー

地球帝国秘密諜報員―ドミニック・フランドリー

  • 作者: ポール アンダースン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫

よくしらないけど、ドミニック・フランドリー・シリーズの第一作らしい。
クラッシャー・ジョウ・シリーズと『コブラ』を足して2で割ったような印象。
最初ちょっとばからしいかなと思ったけど、読みすすめているうちに夢中になった。
60年くらい昔に書かれたものだけど、翻訳は新しいらしく、読みやすい(軽い小説でも、翻訳の文章が古いと、すごく読みにくかったりする・・・『指輪物語』とか)。

やっぱり小説の世界に没頭するのは良い。
ストレスの発散になる。
今日からはデニズ・ダンバーズを読む(ちょっと長い)。

天界を翔ける夢

天界を翔ける夢

  • 作者: デニス ダンヴァーズ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 文庫

ちょっと読んだところ、半年くらい前に読んだ『エンド・オヴ・デイズ』(シュワルツネッガーの映画のアレではない)の前作であることに気づいた。


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悪霊(上) [人文科学(主に小説)]

もうすぐ通信教育でロシア史なんかを研究する予定なので、久しぶりにドストエフスキーを読み始めてみた。
昔を思い出して懐かしい。
初めて読むけど、江川卓翻訳の文体が懐かしい。

悪霊 (上巻)

悪霊 (上巻)

  • 作者: ドストエフスキー, 江川 卓
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/11
  • メディア: 文庫


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カジュアリーナ・トリー [人文科学(主に小説)]

モームの短編集を読んだ

カジュアリーナ・トリー

カジュアリーナ・トリー

  • 作者: サマセット モーム
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1995/05
  • メディア: 文庫

東南アジア植民地を舞台にしたおはなしが6編収録されている。

これらに登場する白人は東洋人の女性を慰みものにはするが、真剣には愛さないし、アジア人女性がどうも理解できないという、うーんたしかにアジアの女性は白人女性に比べてエゴが弱くてひとりの人間としてはつきあいにくい傾向があるかもしれない、アジアの女性といっても私の場合日本人女性しか知らないけど、それでも最近は日本人女性でも西欧的教養を身に着けて、けっこう話が通じる人がけっこう育ってると思う(まだまだ絶対数は少ないが)。

軽くて読みやすい、原書は読んだことがないけど、そのうち読んでみたい、でもときどきフランス語が出てくるのがいやだな。


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『万物理論』 [人文科学(主に小説)]

ひさしぶりにSFを読んだ

万物理論

万物理論

  • 作者: グレッグ・イーガン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2004/10/28
  • メディア: 文庫

サイボーグの主人公が幾多の冒険を経て、人類を次のステージ(最終ステージ)へと導きます。
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課題 [人文科学(主に小説)]

通信教育を受けることにした。

文学部史学科。

3年次に編入する予定。

13日までに願書を届けなくてはならない。

課題もある。

史学に関する任意の書籍を読んで論評する。

フランスが好きなので、ブルボン王朝の本を今読んでる。

聖なる王権ブルボン家

聖なる王権ブルボン家

  • 作者: 長谷川 輝夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

まだアンリIVが暗殺されて、ルイXIIIが即位したところ。

急がなきゃ。


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シーフォート [人文科学(主に小説)]

腐女子系スペースオペラを読んだ。

決戦!太陽系戦域〈上〉―銀河の荒鷲シーフォート

決戦!太陽系戦域〈上〉―銀河の荒鷲シーフォート

  • 作者: デイヴィッド ファインタック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 文庫

決戦!太陽系戦域〈下〉―銀河の荒鷲シーフォート

決戦!太陽系戦域〈下〉―銀河の荒鷲シーフォート

  • 作者: デイヴィッド ファインタック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 文庫

この第4部も、上下巻あわせてけっこうな長編だったが、ものすごくおもしろかったので、読み始めたら止められなかった、男性が読んでも十分面白いと思う。

完全に完結しているのに、人気があるので、まだ続くのだそうだ、そこらへんはちょっと残念。


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万物理論 [人文科学(主に小説)]

SF小説読んでる

万物理論

万物理論

  • 作者: グレッグ・イーガン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2004/10/28
  • メディア: 文庫

主人公は報道番組のディレクター。

本編では「万物理論」なる理論物理学かなんかの地味(と思われている)なレポートを扱うのだが、起承転結でいう起の部分では、その監督の私生活やこれまでの仕事を読者に紹介している、そこで興味深いのが、不完全な自閉症患者が、完全な自閉症になれるよう、自分の脳の一部を破壊する手術を受ける権利を主張して運動しているところ、レマント野とやらがキズづくと他者とのコミュニケーションができなくて苦しいんだそうだ、完全に壊れると自閉症になるんだそうだ、SFだから、どこまでがサイエンスネタで、どこからがフィクションなのかはっきりしないが、なるほどと思った、養護学校の教諭に聞いた話だが、今の日本の世の中、少子化も進んでいるけど、なぜか自閉症の子供達は逆に増えているんだそうだ、自分のレマント野もちょっと傷ついてるような気がしてならない。


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春口裕子『火群の館』 [人文科学(主に小説)]

国産オカルトホラーを読んでみた。

火群の館

火群の館

  • 作者: 春口 裕子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 単行本

主人公の司法試験受験生が引っ越してきたマンションでいろいろ怖い目にあう(ルームメイトが溺死したり、彼氏のベロに蛸の吸盤があらわれたり)。

いろいろあって、学部生時代、同乗していてた彼氏の車が違法駐車していたのが原因だったことがわかる。

都市の乱開発と路上駐車を糾弾する社会派ホラーだ。

期待してなかったけど、けっこう面白かった、ディーン・クーンツとか読むくらいなら、こういうの読んだ方がいいかもしれない。


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フォークナー『アブサロム、アブサロム!』下 [人文科学(主に小説)]

難解なアメリカ文学を読んだ。

アブサロム、アブサロム!〈下〉

アブサロム、アブサロム!〈下〉

  • 作者: ウィリアム フォークナー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 文庫

ヘンリーとボンの不幸な結末の顛末が明かされる。

南部に憑りつかれた白人男達の頑迷で堅牢な精神と、それに翻弄される女や黒人たちのやるせなさが不思議な感動を読者に与える。

機会があったら、また再読しよう、と思う。

 


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ファンタジーノベル [人文科学(主に小説)]

新潮社の賞をとったファンタジー小説を読んだ。

戒

  • 作者: 小山 歩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

韓流ブームのせいかどうかしらないが、架空の朝鮮半島を舞台にしたファンタジー、でもあんまりファンタジーぽくない、歴史小説っぽい。

どこまで史実に忠実なのか、はたまたまったくフィクションなのか、 朝鮮史についてちっとも知らない私にはあまり楽しめなかった。

主人公も万能すぎてちょっと感情移入できないし。

主人公がマザコンってのも平凡かな。

でも、大学生が書いたにしてはよくできてると思った。


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屋久島 [人文科学(主に小説)]

杉が大好きな人におすすめな本

屋久島自然観察ガイド

屋久島自然観察ガイド

  • 作者: 日下田 紀三
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本

杉っておもしろいね、杉、大好きだよ。

さいわいアレルギーじゃないしね。

旅行したいな、海外はおなかが痛くなりそうでだめだけど、国内はいいよ、間持ちになったら、車で日本中まわってみたいよ。


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新春の読書 [人文科学(主に小説)]

戦闘妖精雪風の原作を読んでみようと思う、先日ツタヤとブックオフに寄ったが、売ってなかった、良いものだと思うのに、困ったものだ。

戦闘妖精・雪風(改)

戦闘妖精・雪風(改)

  • 作者: 神林 長平
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫

グッドラック―戦闘妖精・雪風

グッドラック―戦闘妖精・雪風

  • 作者: 神林 長平
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 文庫

『トップをねらえ!』の小説のシリーズも読みたいのだが、なかなか入手困難な様子、ケイブンシャから新書サイズで出てるらしいのだが。

トップをねらえ!

トップをねらえ!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: バンダイ出版
  • 発売日: 1988/10
  • メディア: 単行本

トップをねらえネクストジェネレーション

トップをねらえネクストジェネレーション

  • 作者: 矢野 健太郎
  • 出版社/メーカー: バンダイ出版
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本

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フォークナー『アブサロム、アブサロム!』上 [人文科学(主に小説)]

珍しくアメリカ文学を読み始めた。

アブサロム、アブサロム!〈上〉

アブサロム、アブサロム!〈上〉

  • 作者: ウィリアム フォークナー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 文庫

この文庫が発売されたのは割合最近なのだが、底本となっているのはかなり昔に翻訳されたもののようで、差別用語のオンパレードだ。

もっとも差別用語を駆使しなくては、あの時代の差別の蔓延している社会を写すことは不可能だろうから、当然OKなわけだ、ソフトバンクモバイルのCMなんかと違って、読んでみれば差別を助長しようとの意図から書かれたんじゃないことは明らかなわけだし。

近代文学の特徴か、語りがこっていて、やっぱ純文学って奥が深いなあと感心する反面、すごく読みにくかったりもする、語りがややこしい上、登場人物が多くて同じ名前を受け継いでいる者いてややこしいものだから、プロットを把握しにくい。

(つづく)


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