ゲバっ子ローザ [人文科学(主に小説)]
珍しく岩波文庫の「白帯」を読んだ
内容は全く知らずに読んでみた。
投獄だか保護監禁されているわりには、わりとつらくなさそうな雰囲気がただよう不思議な書簡集。
過激な内容を期待していたため、肩透かしをくった読後感。
もっとも検閲のため、政治的なことは過激なことも穏健なことも一切書けなかったのだろう。
「政治犯」だから、強制労働もないのかな?
4000億 [人文科学(主に小説)]
ショックロック [人文科学(主に小説)]
女の国の門 [人文科学(主に小説)]
ヨーロッパ中世 [人文科学(主に小説)]
アリステア・クック [人文科学(主に小説)]
神々の翼に乗って [人文科学(主に小説)]
ファイナルジェンダー(上) [人文科学(主に小説)]
死の恐怖 [人文科学(主に小説)]
カルト [人文科学(主に小説)]
荒野の呼び声 [人文科学(主に小説)]
さよならダーウィニズム [人文科学(主に小説)]
王子と乞食 [人文科学(主に小説)]
フレームシフト [人文科学(主に小説)]
赤い子馬 [人文科学(主に小説)]
情報社会 [人文科学(主に小説)]
デニス・ダンヴァーズのSF小説を読み終わった。
120億人が肉体を捨て(焼却処分)、なんかすごい記憶媒体の中でヴァーチャル・リアリティーに普通に暮らしてる世界の物語。
今日も朝から社会保険庁のオンラインシステムがトラブルおこしてるらしいし、NTTのひかり電話もしょっちゅうダメになるし、サッカーの博打のシステムもちょっと入力が集中するとパンクするし、今の不安定なIT社会から想起すると、とても肉体を捨ててコンピュータが管理するVRの世界の住人になる気はおこらないなあ、と思う。
でもだんだん進歩してるようだから、そのうち「絶対」にシステムに障害をきたさない情報システムが完成する日がくるのかもしれない(私は信じてないけど)。
もちろん小説を読んでいる間は「思考の停止」の技術を使って、純粋に作品を楽しみました。
(夜中に目が覚めて、読んでるうちに朝になってしまいました)
ポール・アンダーソン [人文科学(主に小説)]
昔のスペースオペラを読んだ。
よくしらないけど、ドミニック・フランドリー・シリーズの第一作らしい。
クラッシャー・ジョウ・シリーズと『コブラ』を足して2で割ったような印象。
最初ちょっとばからしいかなと思ったけど、読みすすめているうちに夢中になった。
60年くらい昔に書かれたものだけど、翻訳は新しいらしく、読みやすい(軽い小説でも、翻訳の文章が古いと、すごく読みにくかったりする・・・『指輪物語』とか)。
やっぱり小説の世界に没頭するのは良い。
ストレスの発散になる。
今日からはデニズ・ダンバーズを読む(ちょっと長い)。
ちょっと読んだところ、半年くらい前に読んだ『エンド・オヴ・デイズ』(シュワルツネッガーの映画のアレではない)の前作であることに気づいた。
悪霊(上) [人文科学(主に小説)]
カジュアリーナ・トリー [人文科学(主に小説)]
モームの短編集を読んだ
東南アジア植民地を舞台にしたおはなしが6編収録されている。
これらに登場する白人は東洋人の女性を慰みものにはするが、真剣には愛さないし、アジア人女性がどうも理解できないという、うーんたしかにアジアの女性は白人女性に比べてエゴが弱くてひとりの人間としてはつきあいにくい傾向があるかもしれない、アジアの女性といっても私の場合日本人女性しか知らないけど、それでも最近は日本人女性でも西欧的教養を身に着けて、けっこう話が通じる人がけっこう育ってると思う(まだまだ絶対数は少ないが)。
軽くて読みやすい、原書は読んだことがないけど、そのうち読んでみたい、でもときどきフランス語が出てくるのがいやだな。
『万物理論』 [人文科学(主に小説)]
課題 [人文科学(主に小説)]
シーフォート [人文科学(主に小説)]
万物理論 [人文科学(主に小説)]
SF小説読んでる
主人公は報道番組のディレクター。
本編では「万物理論」なる理論物理学かなんかの地味(と思われている)なレポートを扱うのだが、起承転結でいう起の部分では、その監督の私生活やこれまでの仕事を読者に紹介している、そこで興味深いのが、不完全な自閉症患者が、完全な自閉症になれるよう、自分の脳の一部を破壊する手術を受ける権利を主張して運動しているところ、レマント野とやらがキズづくと他者とのコミュニケーションができなくて苦しいんだそうだ、完全に壊れると自閉症になるんだそうだ、SFだから、どこまでがサイエンスネタで、どこからがフィクションなのかはっきりしないが、なるほどと思った、養護学校の教諭に聞いた話だが、今の日本の世の中、少子化も進んでいるけど、なぜか自閉症の子供達は逆に増えているんだそうだ、自分のレマント野もちょっと傷ついてるような気がしてならない。
春口裕子『火群の館』 [人文科学(主に小説)]
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』下 [人文科学(主に小説)]
ファンタジーノベル [人文科学(主に小説)]
屋久島 [人文科学(主に小説)]
新春の読書 [人文科学(主に小説)]
戦闘妖精雪風の原作を読んでみようと思う、先日ツタヤとブックオフに寄ったが、売ってなかった、良いものだと思うのに、困ったものだ。
『トップをねらえ!』の小説のシリーズも読みたいのだが、なかなか入手困難な様子、ケイブンシャから新書サイズで出てるらしいのだが。
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』上 [人文科学(主に小説)]
珍しくアメリカ文学を読み始めた。
この文庫が発売されたのは割合最近なのだが、底本となっているのはかなり昔に翻訳されたもののようで、差別用語のオンパレードだ。
もっとも差別用語を駆使しなくては、あの時代の差別の蔓延している社会を写すことは不可能だろうから、当然OKなわけだ、ソフトバンクモバイルのCMなんかと違って、読んでみれば差別を助長しようとの意図から書かれたんじゃないことは明らかなわけだし。
近代文学の特徴か、語りがこっていて、やっぱ純文学って奥が深いなあと感心する反面、すごく読みにくかったりもする、語りがややこしい上、登場人物が多くて同じ名前を受け継いでいる者いてややこしいものだから、プロットを把握しにくい。
(つづく)