情報社会 [人文科学(主に小説)]
デニス・ダンヴァーズのSF小説を読み終わった。
120億人が肉体を捨て(焼却処分)、なんかすごい記憶媒体の中でヴァーチャル・リアリティーに普通に暮らしてる世界の物語。
今日も朝から社会保険庁のオンラインシステムがトラブルおこしてるらしいし、NTTのひかり電話もしょっちゅうダメになるし、サッカーの博打のシステムもちょっと入力が集中するとパンクするし、今の不安定なIT社会から想起すると、とても肉体を捨ててコンピュータが管理するVRの世界の住人になる気はおこらないなあ、と思う。
でもだんだん進歩してるようだから、そのうち「絶対」にシステムに障害をきたさない情報システムが完成する日がくるのかもしれない(私は信じてないけど)。
もちろん小説を読んでいる間は「思考の停止」の技術を使って、純粋に作品を楽しみました。
(夜中に目が覚めて、読んでるうちに朝になってしまいました)
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