エックス『シングルズ』 [音楽(CD)]
エックスの初期ベスト盤を聴く
エックスはどれもジャケット写真のセンスが良いね。
ジャパメタの中では抜群じゃなかろうか。
これはベスト選曲ではなくて、「紅」から「セイ・エニシング」までの8センチシングルCDのリード・トラックとC/Wトラックを全てクロニクルに収録した便利なアイテム…と考えた方がいいのかな。
さすがにエックスがシングルのリード・トラックに選ぶような曲は名曲ばかりですね。
アルバム未収録音源もけっこう含まれているので、8センチシングルを全部集めるのは大変なので、こういう企画アルバムは便利だ。
まあB面曲はB面曲なので、ちょっと質が落ちるのは仕方ないだろう。
名曲とちょっと落ちるのが交互に並んでいるので、なんか通して聴くと不思議な感じだ。
C/W曲にはライヴヴァージョンなんかもよく収録されている。
エックス初心者の私は、まだライブ映像やライヴ盤は聴いていないので、「X」のライヴ・ヴァージョンなんかは新鮮で面白かった。
存在感の薄いToshiが、けっこうライヴでは生き生きと観客を煽っている様子が頼もしく感じられて嬉しかった。
ライヴでのドラミングもけっこう上手。
さすが名高いYoshikiだ。
エックスの場合、かなり高度なドラミングだと思うのだが、ライヴ音源でもちゃんと良い。
ギターはさすがにちょっと音像が薄っぺらくなっている感じだが、ドラムはやっぱライヴが良いね。
ライヴ盤は楽しい。
エックスがルックスだけのバンドじゃないことがよくわかって、良いと思う。
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