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スティーヴン・キング『炎の少女チャーリー REBORN』 [スティーヴン・キング]

キング原作の映画を観た。

炎の少女チャーリー : REBORN

炎の少女チャーリー : REBORN

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2002/11/22
  • メディア: DVD
 
ドリュー・バリモアの『炎の少女チャーリー』の続編。
キングは『ファイアスターター』の続編小説は書いていないし、この続編映画の脚本もキングじゃない。
邦題は「REBORN」だが、原タイトルは「REKINDLED」だ。
チャーリーは生まれ変わったわけではない、成長して再び火を噴いたのだ。
 
前作の粗筋:
ロトシックスと呼ばれた脳細胞を活性化する薬物投与実験で超能力者になったチャーリーのパパとママ、生まれた子は両親を凌駕するモンスターのような女の子でした。
超能力を軍事利用しようとたくらむ悪の組織ショップに追われて、チャーリーとパパは逃亡しますが捕まってしまいます。
レインバードに騙されてチャーリーは放火能力を開花させていまいます。
パパは殺され、怒り狂ったチャーリーは何もかもを焼き尽くしました。
 
チャーリーはひとり生き残り、大人になりました。
レインバードも身体に障害が残りましたが生き残っていました!
ショップは壊滅したのか姿を変えたのかよくわかりませんが、いずれにせよ、レインバードを中心に、ロト実験はずっと繰り返し行われていたようです。
そして実験に成功した、様々な能力の持ち主の子供達を持ち駒にしています。
レインバードはチャーリーには愛情を持ちすぎてしまったので、以後反省して、実験対象は男の子のみにしたそうです。
中でも強敵なのは全てのエネルギーを吸い取るブラックホールのような男の子。
チャーリーは燃えに燃え、すべての男の子を打ち倒し、レインバードにはデスキスで灰に帰してしまいます。
つかのまのロマンスもありましたが、チャーリーの放浪の旅はまだまだ続きます。
(了)
 
大人になったドリュー・バリモアがチャーリー役をやってくれたらよかったんですけどね。
TV映画らしくて、セックスシーンではかならず服を着たままHします。
直接的なエログロ、暴力シーンはまったくありません。
喫煙シーンもないようなので、とても健全です。
170分の長尺で、ちょっとだるくなってしまいそうですが、キングファンにはけっこう楽しめると思います。
原作に対するリスペクトは十分感じられますので。

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