マイケル・ナイト・シャラマン『アンブレイカブル』 [映像作品(DVDなど)]
ブルース・ウィルス主演の超人サスペンス映画を観た。
ブルース・ウィルスも良い男優だと思うし、ファンだけれども、シャラマン監督の『シックス・センス』や『サイン』(これはメル・ギブソン目当て)が面白かったので、このDVDも買ってみました。
シャラマン作品は、なんというか、どこか違う。
人気俳優を使った、エンターテイメント作品であるにもかかわらず、作家性が強く出ているように感じられる。
想像するに、シャラマン監督はかなりのヲタク系ではないかと。
監督自身カメオ出演しているし、DVDの特典映像にも出てくるのだが、最初、インタビューに応じている監督を見たときの印象は、ミスター・ビーンが顔に靴墨を塗ってふざけてるのかと思った。
粗筋:
生まれつき骨の弱い男がいて、アメコミヲタクに成長する。
彼は、異常心理から信じられない大災害をもたらし、不死身の英雄、ブルース・ウィルスを発見する。
ブルース・ウィルス自身は普通の人間でありたいと思っているようだが、そのヲタクは彼にヒーローの自覚を悟らせるようはたらきかけ、見事成功する。
(了)
なんて奇抜なアイデアのシナリオでしょう。
『シックス・センス』ほどでないにしろ、視聴者を騙すトリックがわかってしまうと、興味が半減してしまいそうなので、まだ観ていない人のために粗筋は白い字で書いておきました。
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