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『民族から読みとく「アメリカ」』 [人文科学(主に小説)]

アメリカについて勉強しました。

民族から読みとく「アメリカ」

民族から読みとく「アメリカ」

  • 作者: 松尾 弌之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

多民族国家、合衆国。

イギリス系、ドイツ系、アイルランド系、イタリア系、ユダヤ系、アフリカ系について、それぞれ殖民から現在に至るまでを個別に解説してくれています。

ヒスパニック系については現在進行中のため、章をさいては解説されていません。

かつてはメルティング・ポット(るつぼ)と言われ、移民も時代と共に皆「アメリカ人」になっていくと考えられていましたが、現在でも各民族は個別のアイデンティティーを持ち続けていて、あるいは維持しようと努力している様を称してサラダ・ボウル(共存)であることが総論として述べられています。

差別や格差の問題はありますが、宗教も言語も違う他民族が共存して繁栄しているアメリカ社会ゆえ、アメリカン・スタンダードはグローバル・スタンダートたりえると結論づけられています。

 


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