『極悪がんぼ』⑩ [犯罪・非行]
なんかあくどい漫画を読みました。
主人公はいいかげんな男で、借金返済のため事件屋をやって稼いでいます。
事件屋は弁護士法に違反するので、おおっぴらにできる仕事ではないそうです。
というわけで、裏社会の掟に忠実に従わないと、簡単に潰されるそうです。
そんなわけで、弁護士みたいにフリーランスで働くわけにはいかず、事務所の「看板」というものが大事らしいです。
裏社会を牛耳っているものとコネがある人間が絶大な権力をふるえるようです。
この10巻には、第78話から第89話までが収録されています。
前半は、大阪からやってきた事件屋との抗争。
後半は、いろいろあって、関東で女衒の仕事をします。
社会で黙認されてる違法行為をこんなに漫画で暴露しちゃっていいんですかね?
この漫画では警察がさんざんコケにされてるけど、当局としてはどうなんだろう?
下手に動くと余計批判されるから、黙ってこの漫画家の人気がなくなって自然消滅するのを待ってるのかな。
漫画家というか、原作者の田島先生が「危険人物」っぽい。
とりあえず、警察は盗聴くらいしているでしょうね。
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