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成年後見制度 [高齢者問題]

うんじゃらもんじゃら

成年後見制度―法の理論と実務

成年後見制度―法の理論と実務

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

母がぼけはじめているので、心配してこんな本を読んだ。

世界的、というかたぶん欧米的ということだろうと思うのだけど、100人にひとりくらいの割合で、後見人が必要な成人が社会にはいるんだそうだ。

実際、ドイツでは後見人制度にあたるのが「世話人」という制度で、それの利用率は1.3パーセントくらいなんだそうな。

比べて、日本では、こういった福祉制度の普及が遅れに遅れていて、後見人がついている成人の割合は0.0000いくつとかの銀行の預金の利子みたいな低さ。

よって、判断能力の著しく低下した老人が、振り込め詐欺や、インチキリフォーム屋の餌食になって社会問題化しているのだろう。

かわいそうに。

 

けっこう成年後見人になるのは面倒くさい。

鑑定代も含めて、裁判費用もけっこうかかるみたいだ。

日本の裁判所ってのは、本当に利用しにくくできてるね。

困ったものだ。

悪人がのさばるわけだ。

 

後見人が被後見人に悪さをしないように、後見人には監督がつくそうな。

システムはとても複雑だ。

 

誰が後見人になるかで、親族間でもめるケースなんかものっていて生々しい。

遺産争いの前哨戦というわけだね。

金持ちは大変だ。

うちは貧乏で幸せだよ。

 


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