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嘉門達夫『ジャングルウッキー!!』 [音楽(CD)]

『エウレカ』最終回1時間スペシャル、寝過ごして見逃してしまった。

鬱。

 

というわけで、鬱を吹き飛ばすために嘉門で笑うことにした。

ジャングル ウッキー!

ジャングル ウッキー!

  • アーティスト: 嘉門達夫, 中町俊自, 田川良作
  • 出版社/メーカー: ダイプロ・エックス
  • 発売日: 1998/11/06
  • メディア: CD

これは数ある嘉門アルバムの中でも、かなり過激でハード・コアなアルバム。

①「ジャングル巨乳」

いきなりシモネタ、というか女性の胸についての話。

これでちゃんとつかめるか?

私はOKだが、中にはいきなりヒキヒキになってしまう人もいるかも。

 

②「ビデオを返しに行かなくては」

テクノっぽいコミックソング(16ビート?)。

ストーリーもあって、オチもある完璧なコミックソング。

「おまわり」が再三登場するが、けっこう愛嬌のある公僕だ。

 

③「言うだけ番長」

ネタ集。

私の好きな『風の谷のナウシカ』がネタにされてて嬉しい。

番長のキャラも立っていて良し。

番長の自前のエコー(フェイド・アウト)がナイス。

 

④「ライオンのコーナー」

ジョーク集。

笑える。

レストラン、ハンバーガーショップでの注文や、タクシー運転手の愚痴が良い。

最後はシモネタできちんとしめる。

 

⑦「ゾウのコーナー」

ジョーク集。

冴えてる。

コンビニのパック寿司は最高。

’どんなんやねん’はもっと最高。

私の好きな『新世紀エヴァンゲリオン』や『サイボーグ009』や『ゲッターロボ』がネタにされているのが嬉しい。

 

⑧「男に逃げられた」

ラテン系のダンスナンバー。

男に逃げられた女と、女に逃げられた男の話。

それぞれ情けなさが十二分に表現されている。

笑えるが、ほろりとせつなくもある。

 

⑨「巣立ちのことば」

これが最強にラディカルな…トーク。

2部構成になっている。

特に第1部の過激さは☆☆☆☆☆!

日本の官僚制度の欠点を痛烈に批判していて強烈。

第2部はヤクザが刑務所を巣立つ話で、過激さは☆☆☆くらい。

 

⑩「アナロガー」

楽しいシンセポップ。

これはネタの賞味期限が切れかけてるが、まだまだ大丈夫。

ティーンエイジャーにはすでに厳しくなってるか?

 

 ⑪「ハエのコーナー」

ジョーク集。

充実している。

特に後半の御伽噺’なんじゃそりゃ’シリーズは抜群。

 

⑫「ジャングルウッキー!!」

R&B風テクノ。

ネタ、というかつぶやき集。

観察眼が冴えまくってる。

’マグロ女’、’混んでる電車の空いてる席’、’テレフォンショッピング’などはまさに「おっしゃる通り」。

 

⑭「くやしいけどお前が好きだ」

アルバムのエンディングが非ギャグバラードでないのは個人的に○。

ネタ集。

’お好み焼きの上の鰹節’、’CDプレイヤーの音’、’電化製品についているビニールのようなもの’、’血圧測定’、’洗濯機の埃ネット’、’歯医者の姉ちゃん’、’使い終わったボールペン’、’青いティッシュ’はくやしいけど私も大好き。


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コメント 2

Neoral

ジェラミイさん、初めまして。
私も嘉門達夫が好きでよく聞いていました。最近ご無沙汰ですが・・・。
車の渋滞にハマった時にテープをかけて、皆で笑っていた事とかあります。このCDは聴いていないので、久々にチェックしてみますね。
by Neoral (2006-04-09 13:29) 

ジェラミイ

こちらこそはじめまして、Neoralさん。

私が嘉門さんにはまったのは最近なんです。
以前からTVとかで見て「替え歌メドレー」とかは知ってたんですが、アルバムでこんな過激なジョークを飛ばしてたのにこれまで気づかなかったとは本当にうかつでした。
by ジェラミイ (2006-04-11 09:46) 

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