中核VS革マル2006 [政治・経済]
最近田中角栄についての本を就寝前、寝っころがって読んでます。
まだ読み終わってないですが、角栄の盛衰の物語というより、角栄を失脚させたジャーナリストの奮闘ぶりを描いたNHKでいえば『プロジェクトX』みたいな過労でヘビースモーキングな男たちの熱い闘いの軌跡です。
有名なジャーナリストが実名でたくさん登場しますが、マスコミやジャーナリズムにはあまり興味のない私でも顔と名前と仕事が一致するジャーナリストは立花隆くらいのもの。
立花隆の著書はこれまで何冊も読んできました。
特に感銘を受けたのがコレ
なんでも新左翼の抗争のけっこうなボリュームのあるドキュメント記事を書きながら、それと並行して当時の総理大臣を失脚させるに至った角栄研究の記事を執筆していたそうです(ハードですね)。
中核派と革マル派はいまでも抗争を続けています。
一応、当時のような熱い戦いは休戦協定によって落ち着いていて、現在は冷戦状態のようですが。
まだ朝鮮戦争が終結していない北朝鮮と韓国みたいなものですね。
角栄研究での立花隆の獅子奮迅ぶりに触れて、私の中でまた新左翼にも関心が高まってきました。
私は新左翼に関してあまり詳しくないです。
中核派と核マル派のほかには革労協(主流派、反主流派)くらいしか認知していません。
過激派テロ・ゲリラ 昨年初の「発生ゼロ」 活動路線“変質” 警察庁調べ
時限式の発射・発火装置などを使った過激派(極左暴力集団)によるテロ・ゲリラ事件が昨年、一件も発生しなかったことが警察庁の調べで分かった。現行方法の統計を取り始めた昭和五十年以降、発生ゼロの年は初めて。時代の推移で過激派の活動路線も変質した形だが、警察庁は、成田空港の暫定平行滑走路延伸問題などをめぐって今年も過激派がテロ・ゲリラを起こす可能性があるとして、引き続き警戒を強めている。
過激派は昭和三十二年、路線をめぐる対立などから日本共産党を離党・除名となったメンバーが中心となって誕生。三十年代は学生運動の中に次第に勢力を拡大して「六〇年安保闘争」に取り組みながら、首相官邸乱入事件(三十五年)などを引き起こした。
六〇年安保闘争後は分裂を続けたが、四十年代に入り、中核派▽共産同(社学同)系▽社青同解放派(後の革労協)-の主力三派が発足させた「三派系全学連」が軸となり「七〇年安保闘争」時代に突入した。
「新宿騒乱事件」(四十三年)や「東大安田講堂事件」(四十四年)など、鉄パイプや火炎瓶によるゲリラ闘争を連続的に起こし、七〇年安保闘争終了後は成田闘争を中心とした活動を展開。四十六年ごろには、集団武装闘争からテロ・ゲリラを主体とした戦術へと転換していった。
テロ・ゲリラについての明確な定義はないが、警察庁は攻撃対象が個人の場合にテロ、施設などの場合にゲリラと区別している。四十年代まで、爆弾事件のみを集計していたが、五十年からは現行の手法でテロ・ゲリラを対象に統計を取り始めた。
成田空港の開港を四日後に控えた五十三年三月二十六日には、過激派による管制塔襲撃事件が発生するなど、この年は百二十八件のテロ・ゲリラが発生。五十年以降で第一のピークとなった。
六十一年には、天皇陛下(昭和天皇)の在位六十年記念式典や東京サミットなどをめぐり、八十九件のテロ・ゲリラが発生して第二のピークを迎えた。さらに、平成に入ってからは、即位の礼・大嘗祭のあった二年に百四十三件と統計を取り始めてから最多の件数を記録した。
しかし、過激派はその後、労働運動や大衆運動を通じた組織拡大に重点を移し、テロ・ゲリラの発生件数は六年以降、毎年一ケタ台で推移してきた。
それでも、成田空港の暫定平行滑走路延伸問題(北側延伸)をめぐり、警察庁では「反対同盟とこれを支援する過激派が引き続き成田国際空港会社や千葉県などに対する抗議行動、現地闘争に取り組むとみられる」と分析。その上で、「北側延伸に伴う公聴会や工事開始が行われた場合には、テロ・ゲリラ事件を引き起こす恐れも否定できない」と警戒を強めている。
(産経新聞) - 1月6日2時35分更新
中核派活動家29人を逮捕 東京・法政大キャンパスで
警視庁公安部と麹町署は14日、建造物侵入などの現行犯で中核派全学連の活動家とみられる男女計29人を逮捕した。
調べでは、29人は14日午後零時半ごろ、東京都千代田区の法政大キャンパスに管理者の許可を得ずに侵入するなどした疑い。
大学側が立て看板の撤去作業をしていた際、活動家らが抵抗したためトラブルになったらしい。大学側が110番した。当時、29人は大学周辺でデモをしていた。 (共同通信) - 3月14日14時10分更新
<JR東>動労千葉がスト 一部が運休
JR東日本千葉支社によると、国鉄千葉動力車労働組合のストライキの影響で、17日午前11時半現在、総武線など7線で計59本が運休し、約1万7680人に影響が出た。ストは18日も予定されている。
(毎日新聞) - 3月17日12時55分更新
東北大の拠点などを捜索 中核派の撤去妨害事件で
法政大に設置した立て看板の撤去作業を妨害したとして、中核派系全学連活動家の男女29人が逮捕された事件で、警視庁公安部は23日、威力業務妨害などの疑いで東北大(仙台市)、富山大(富山市)、九州大(福岡市)にある同派系全学連の活動拠点を家宅捜索した。
公安部は法政大の事件後、京都大(京都市)や広島大(広島県東広島市)の拠点のほか、関係先として中核派の拠点「前進社」本社(東京都江戸川区)を家宅捜索している。
調べでは、29人は14日、東京都千代田区富士見の法政大市ケ谷キャンパスで、中核派系全学連が設置した高さ約1・5メートル、幅約4・5メートルの立て看板を撤去しようとしていた大学職員の作業を妨害した疑い。
調べに対し、29人全員はほぼ黙秘しており、現在も拘置中。
(共同通信) - 3月23日18時59分更新
<革マル派>2被告に盗聴で懲役10月 東京地裁判決
早稲田大学学生部長宅の電話を盗聴したとして電気通信事業法違反に問われた「革マル派」メンバー、大石和俊(51)、高橋節子(59)両被告に対し、東京地裁は24日、いずれも懲役10月を言い渡した。裁判長は「当時対立していた大学当局の情報収集を行うためと推認され、動機、経緯に酌量の余地はない」と述べた。 (毎日新聞) - 3月24日12時16分更新
男性が暴行受け死亡 革労協反主流派トラブルか
革労協反主流派の拠点「赤砦社」(東京都台東区)から28日に救急搬送された同派幹部の男性が、全身に暴行を受けた状態で死亡していたことが30日、警視庁公安部と下谷署の調べで分かった。
遺体を解剖した結果、全身に皮下出血のあとが見つかり、公安部と下谷署は、反主流派内で何らかのトラブルがあった可能性もあるとみて傷害致死容疑で捜査を始めた。
調べでは、死亡したのは同派の岸本修幹部(54)。非公然活動に従事したこともある人物という。28日午後1時55分ごろ、赤砦社から119番があり、病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。(共同通信) - 3月30日13時26分更新
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7791-1487-8.html
>ガラパゴス諸島の闘争――あまりにも長いので最後に読んだ方がいいかもしれない「まえがき」
>法政大学は、ヘンな大学である。学生運動が、二〇〇九年現在も、まだ持続している。
新著なのに、「ガラパゴス諸島」なんて、マヌケな言葉を使い、自分たちの孤立ぶり、時代錯誤ぶりを認めているあたりが、なさけなさすぎよなぁwwww
法政が「ヘンな大学」と認めているなら、そこでなんと94年まで、時代錯誤運動を繰り返していた中川文人は、ただのマヌケってことだろwww
>当然、一般の学生に対する影響力はほとんどない。
もう、おそろしく、みじめな敗北宣言だよな。「一般の学生に対する影響力はほとんどない」ような思い出話なんて、今頃、読んでどうするんだよ?
さらにツイッターでは、よりマヌケな事態になっているぞ。(笑い)↓
http://twitter.com/NakagawaYusuke/status/8223824585
http://twitter.com/joseph1917
>弟、中川 文人:の自伝「ポスト学生運動史 法大黒ヘル編…1985~1994」発行:彩流社が届いた。
>http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7791-1487-8.html
>私のことも書かれているが、脚色、粉飾が多い。信じないでください。
出版早々、この本の当事者である中川文人の実兄=中川右介に「脚色、粉飾が多い。信じないで」と全否定されるマヌケさ(笑い)。
これで、新刊の信憑性も、あっという間に地に落ちたわな。。。。 もう、なんの説得力も無い。
まあ、「根っからの虚言症患者」「誇大妄想狂」外山恒一が、書いたクズ本らしいわ。
こんな嘘つき本を、わざわざ1800円も出して、信じ込んで買うバカどもが、哀れwwww
外山の詐欺本に、だまされるなよ!
http://openwiki.netii.net/index.php
by ウェルダン穂積 (2010-02-02 10:45)