皆川おさむ「黒猫のタンゴ」 [音楽(CD)]
「黒猫のタンゴ」を聴いた。
- アーティスト: テレビ主題歌, DANGO★キッズ, 皆川おさむ, 池田鴻, 川橋啓史, タンポポ児童合唱団, 竹田瑛理, 野沢雅子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1999/04/14
- メディア: CD
この曲は、私が生まれる前にヒットした歌だが、今聴いても新鮮。
皆川おさむも大人になって犯罪者になったらしいが、長渕みたいな薬物濫用のような悪質なものではなくて、タイヤ泥棒(車が趣味なのかね?)かなにか微笑ましいような犯罪なので、まあよしとしよう。
「黒猫のタンゴ」が目当てでこのアルバムを入手したのだが、けっこうほかにも面白い曲が収録されていた。
①「ダンゴ三兄弟」、懐かしいねえ。
でもオリジナル歌手によるものじゃないから、これは価値なしと認定。
③「およげ!たいやきくん」、これも懐かしいねえ。
残念ながらこれも子門正人ではないのだが、ガンダム歌手の池田鴻が歌ってくれているので大満足。
④「山口さんちのツトム君」、懐かしいよう。
なんでツトム君を残してお母さんはひとりで実家に行っちゃったんだろ?
当時は考えもしなかったが、今から思うに、家庭の不和、とりわけお父さんのDVが原因でお母さん、実家に逃げてたんじゃないかと想像する。
⑤「となりのトトロ」、良曲。
オリジナルではないが、タンポポ児童合唱団の歌唱、可愛い。
合唱団と言っても、「トットロトットロ」のコーラス部分以外はひとりの女の子かボーイソプラノのソロ歌唱。
やっぱ子どもの歌はこういう棒読みみたいな拙い感じがいいんだな。
美空ひばりは、子どものくせに上手過ぎて薄気味悪いよ(松田洋子の漫画のネタ)。
⑩「新 オバケのQ太郎」、これも聴いたことあるよ。
堀絢子とエコー・ロイヤルというクレジットだが、オリジナルだかカヴァーだかよくわからないが、どうもオリジナルっぽい。
「ハラホロヒレハレ」という合いの手が見事に良作。
⑪「ゲゲゲの鬼太郎」もいいねえ。
おばけは、試験も学校も会社も仕事もなくて、朝は寝床で、昼は散歩でとても楽しいらしい。
ただのニートじゃん。
ニートと違うとところは、おばけは夜は墓場で運動して、病気をしないで死ぬこともない点だけだ。
⑫「天才バカボン」、これが最大の収穫かもしれない。
松田洋子の『人生カチカチ山』のネタを思い出す。
あれはたしか、題して『独裁キムボン』。
キムボンというのは金日成の馬鹿息子のこと。
松田洋子の作った替え歌、正しくは憶えてないが、以下のようなもの。
♪西から昇ったテポドンが東に沈む
「あっ、たいへん」
♪これでいいのだ、これでいいのだ
♪ボンボン、キムボン、キムボンボン
♪独裁国家だ、北朝鮮
⑬「ルパン三世主題歌II」、これも好き。
歌手のチャーリー・コーセーってヘンな名前だけど、原作者もヘンな名前だからちょうどいいね。
昔、ダブルラジカセでテープを編集して遊んだことがある。
「♪足もとにからみつく」の次に、詞の最後の「♪ルパンさ~んせ~」をつなぐのだ。
そうすると、ルパン三世が足元にからみつてきてるようで、うざい感じになる。
⑮の『フランダースの犬』の主題歌も懐かしくて嬉しい。
子どもたちのドイツ語のコーラスがなんかかっちょいい。
⑯の『あらいぐまラスカル』の主題歌もめっけもの。
子どもたちの英語のコーラスがこまっしゃくれてにくったらしい。
「ヒァ、ラスコォ!」とか。
小牧まりってよく知らないけど、良い歌手だな。
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