老母の安否 [高齢者問題]
母は75歳でかなりよぼよぼである。
身体機能はまだしも、脳の機能が衰えてしまって酷い。
その母が、なぜかひとり伊豆高原に旅立った。
生まれては初めての一人旅ではなかろうかと思う。
猫は自分の死期を悟ると出奔して果てるという…
(うちのパッキー号に関しては、自宅で普通に最期を看取られたが)
母はどこへ行こうとしているのか?
城ヶ崎にはクビを吊るにはちょうどよい枝振りの樹木が揃ってる。
飛び込むに適した崖にもことかかない。
老母の世話は姉からも私に一任されているので、とても心配だ。
なにかあったら私の責任だ。
いろいろ徘徊とかも心配なので、去年、母に家族割りでヴォーダフォンの携帯端末を持たせてある。
朝、連絡したら、まだ生きてた。
寝てるところを起こされて、怒ってた。
老人は朝が早いとよく言うが、うちの呆けかけた母に関しては当てはまらない。
宵っ張りの朝寝坊なのである。
今週中に帰ってくるらしいが、あてどのない旅なので、いつかははっきりしていない。
まあ、携帯の圏内にいてくれれば、さほど心配する必要もないとは思うのだが。
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