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光ファイバー [インターネット初心者]

インターネットも電話も「光」にして、そろそろ2ヶ月が経つ。

普通の電話回線から「光」になって、ADSLから「光」になって、何が変わっただろうか?
何も変わらないような気がする。

NTTコミュニケーションズの営業の人は、やたらとインターネットが速くなったでしょ、なることを言うのだが、全然実感がない。

ダイヤル接続からADSLにしたときのような、速くなった実感は全然ない。
ADSL12Mでも十分速くて満足していた。
ダウンロードが遅くていらいらするようなことはそうなかった。
逆に「光」になっても、ダウンロードが遅くていらいらすることもある。

回線の問題だけではないのだろう。
パソコンのスペックの問題もあるだろうし、ノートンセキュリティが重いこともあるだろう。

私がインターネットのへヴィ・ユーザーでないこともそう感じる原因だろう。
あまり大きなプログラムやデータをダウンロードしたりアップロードしていないのだ。

ADSLから「光」にして一番大きく変わったのは料金である。
料金が倍近く高くなった。
私はケチなので、またADSLに戻そうかと考えていた。
NTTコミュニケーションズの人に相談したら、不満そうだったが。

だが、『ガンダムA』2月号(角川書店)の「教えてください。富野です」(242頁から)を読んで、
少し考えが変わった。

富野監督が東京大学理事(副学長)工学博士の石川正俊先生と対談しているのだが、
その石川博士が光ファイバーを絶賛しているのである。

富野監督が「電気信号による制御って、基本的に信用できないんですよね」
「そんな完璧に電気信号をコントロールできるもんなのですか」と言ったのに対して、

石川博士は、「機械的な信号というのはどれも同じようにエラーが起こりますので、電気信号が駄目ならほかのどんな信号も駄目。(中略) 確率の問題なんです。電気信号だからということじゃなく、信号のエラーの確率を見て、それがいいものは信用して、悪いものは信用しなければいい。携帯の信号なんてのはボロボロですから、あんなのは信用しちゃいけない。でも光ファイバーでのデータ転送はものすごくエラーレートが低いので、あれは信用できる」とおっしゃってます。

富野監督を心から尊敬し、『ガンダムA』からいろんなことを学んでる私としては、なんか、すごくうちに光ファイバーケーブルがひかれていることを誇らしく感じられてきました。

「光」はよいものなのだな。
そうだね、「携帯の信号はボロボロ」か。
私はボーダフォンの2Gを使っているが、どうも携帯は音質が悪いと思う。
たしかに携帯は信用できないと前から思っていたよ。

たしかクリント・イーストウッドも『ブラッド・ワーク』で携帯が嫌いだと言っていた。
電話は線でつながっているものだ、とかなんとか言い訳していたと思う。
その映画を観たときは老人のたわごとだと思っていたが、工学的に言っても、イーストウッドの言い分には一理あったようだ。

携帯電波よりも電話線、電話線よりも光ファイバーの方が、エラーレートが低い。
よくわからないが、なんとなく納得してしまった。

へヴィ・ユーザーじゃなければ、エラーレートが高くても低くてもたいして関係ないような気もするが。
まあ、信用できることに越したことはないだろう、と思う。



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