SSブログ

医者嫌い、でも病院は頻繁に利用しています [美容と健康]

私の場合はまず不眠症もしくは睡眠障害が15年くらい続いているので、医者から定期的に睡眠薬とうか睡眠導入剤を処方してもらっています。
大量服用の危険を回避するためか、法律で、一度に2週間分までしか出せないことになっているようです。
この規定を厳格に守っている医者もいますが、先生にもいろいろな考え方の人がいて、仕事がいそがしくて頻繁に通院しにくいとか、近所にクリニックがなくて、通院に非常に時間がかかるなど、様々な事情を勘案して、4週間分くらいまとめて出してくれる先生もいます。

私も以前は通院が面倒なので(通院に片道1時間くらいかかる、フルタイムで勤務していた頃もあった)、4週間分まとめて出してもらっていたのですが、その主治医(人気のある女性の先生でした)が退職して、ひとまわり若いやはり女性の先生が赴任されて、私の新しい主治医になってくれたのですが、その先生はルールに厳格で、「絶対に2週間分しか出せません」ということになってしまいました。前の先生は4週間出してくれていた旨を説明しましたが、「あの人は古い人だから」といきなり前任者批判が飛び出してきてしまって、当時特にみみっちく小心だった私は吃驚仰天してしまいました。主治医が替わって、治療方針も変更され、今までもらっていた薬は全部、別の薬になりました。新しい先生は研究熱心な先生で、いろいろ最近開発されて発売された新薬を試してみたがったのですね。別になんでも治療効果が出ればいいんですけど、新薬は古い薬と比べて、ジェネリック医薬品も発売されてないし、比較的高価なので、医療費が高くなってしまって、これにはちょっと閉口しました。もっとも窓口負担は3割(当時)なので、たいした負担増ではありませんでした。1回に1,500円払ってたのが、2,500円になった程度。

思想信条的に、私は医者というか、病院というか、現代医学が大嫌いです。
骨折とか裂傷とか、怪我の治療をする外科・整形外科・リハビリテーションの意義は大いに認め大好きですが、いわゆる病気の治療は嫌いです。
理性で必要性は認めていますが、感情的に嫌いなんです。

人間(動物)には免疫機能や自然治癒力が備わっていて、それを大事にして、またそれを強化していくのが、本道だと考えているからです。
現代医学は万能に近づきつつあり(まさかエイズの進行を止める薬がこんなに早く開発されるなんて、思ってもいなかった)、頼りがいのあること、この上ありません。

ただねえ、現代医学に依存しすぎると、本来もっていた免疫機能や自然治癒力が鍛えられなくなってしまって、逆に衰退してしまいそうなので、できるだけ自然治癒力で病気は治したいと考えているのです。

風邪なんかは寝てれば必ず治ります。
私も失業中とかで暇なときは風邪は寝て治してました。
でもフルタイムで働いているようなときは、仕事をほったらかしにして、2日も3日も寝ているわけにはいきません。
当然、風邪薬を服用して、症状を緩和させ、働きながら治していかなければなりませんでした。

で、タイトルの「病院は頻繁に利用」に至るのですが、私は市販の風邪薬は一切飲みません。
テレビのコマーシャルなどで森口博子とか有名人を使って(多額の宣伝費をかけて)広告しているくらいなので、当然、市販の風邪薬はよく売れているのでしょうが、私にはそんな薬を買う人の気持ちがほぼまったく理解できません。

市販の薬は値段が高いからです。
なぜなら医師の処方箋なしで買える薬は、保険が適用されないので、全額自己負担なんですよ!
市販の薬と病院で出される薬は完全に住み分けしているわけではなく、市販薬とまったく同じ成分を含んだ薬(商品名はもちろん違いますが)も、医師の処方経由でも買えたりします(人気のある胃薬、「ガスター」シリーズとか)。
つまり同じもの病院を利用することによって、7割引で購入することができるんです。
お得でしょ?
ミミッチと一緒で、私は「割引」という言葉が大好きなんです。
「割引」や「おまけ」や「無料」が、3度の飯よりも大好きです。

基本的に私は、病気は自然治癒力で治すのが一番だと考えています。
もちろん自然治癒力は万能とは程遠いもので、これだけに頼っていては、人間はゴキブリなんかと違って、弱い生き物ですから、すぐに死んでしまうでしょう。
だけど、市販薬はぜったいに使いません。
日本が世界に誇る国民皆保険制度をフルに利用して、必要な薬は安くゲットしていきます。
もっとも保険料未納の方や、日本に旅行や出張でやってきた外国人の方には関係のない話ですが。

だからしょっちゅう病院に行きます。
大病院だと軽い症状で行くと迷惑がられると思いますが、近所の開業医なら商売繁盛ということですから、大歓迎されます。
たとえ患者にとって窓口負担が7割引でも、これはクリニックが7割分損するわけではなくて、病院は保険組合にレセプト請求して、ちゃんと全額回収できるので、惜しみなく7割引にしてくれるのです。

こんな私みたいなみみっちいのが世間にはけっこう多いのではないでしょうか。
だから医療費増大が社会問題になっていますね。
というわけで「改革の自民党」は、郵政改革に続き医療改革に着手しているようです。

これからは、あまり美味しい「割引」で薬が買えなくなってしまうかもしれません。
とても残念です。
美味しい「割引」が、美味しくなくなったら、私はよっぽど必要なとき以外は(死にそうなときとか)病院にはもう行きません。
そうしたら、近所の開業医は商売あがったりになってしまいますね(苦笑)。
自民党を応援し続けてきた日本医師会としてはどうなんでしょう?
小泉内閣がやろうとしている医療改革に賛成なんでしょうか?反対なんでしょうか?
郵政改革の時みたいに大もめになって、国会解散して、医療改革に賛成か?反対か?の「国民投票」総選挙して、さらに自民党は議席数を増やせるかもしれませんね。


まほおつかいミミッチ 1 (1)

まほおつかいミミッチ 1 (1)

  • 作者: 松田 洋子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/10/29
  • メディア: コミック


まほおつかいミミッチ 2 (2)

まほおつかいミミッチ 2 (2)

  • 作者: 松田 洋子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/09/30
  • メディア: コミック


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:美容・健康(旧テーマ)

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。