金貸しという仕事 [金貸し]
金貸しという仕事に憧れています。
一般に「金貸し」というと、シェイクスピアの『ベニスの商人』のシャイロックにしろ、いわゆる「クレ・サラ」にしろあまり、合法とはいえ、良いイメージよりも悪いイメージの方が強いんじゃないでしょうか。
でも、銀行や信用金庫みたいに、悪いイメージより良いイメージの強いと思われる金貸し業者もあります。
要するに、「金貸し」そのものが悪いんじゃなくて、業者の営業方針によって、悪いものにも、善いものになるんでしょうね。
私もできれば金貸しになりたいです。
人にカネを貸す。
元本はもちろん利子をつけて返してくれる。
利子の分、こちらは何もつらい生産労働に従事することなく、大もうけです。
こんな旨い仕事ってないですよね。
でも実際には難しいのだと思います。
人はカネを借りるときは喜んで(場合によっては感謝して)借りますが、返すときはたいてい嫌な思いをしながら返すものではないでしょうか。
義務だからしょうがないけど、できれば返したくないなあとか思いながら。
もちろん誰もがそうとは限らないでしょうが(何事にも例外はあります)。
だから、金貸しはけっこう人から嫌われたり恨まれたりすることもあるでしょう。
相手にお金がなくて、返すに返せない状態になって、不良債権になってしまうことだってあります。
借りた人に悪意があって、借金を踏み倒される可能性だってなくはないでしょう。
人にカネを貸すのは簡単で誰にでもできますが、肝心の債権回収となると、素人には難しいのだと思います。
債権回収をうまくやるにはそうとうな訓練が必要なのではないでしょうか。
法律の知識も必要になってくるかもしれません。
いろいろ細かい法律も定められているようですね。
松田洋子の漫画に書いてありましたが、「借金の取り立ては朝の8時以降」とか決められているそうです。
ハードルは高いですが、私も金貸しになって、カネを儲けたいです。
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