モーム『魔術師』 [人文科学(主に小説)]
『月と六ペンス』で有名なモームのオカルトホラー小説を読んだ。
迷信嫌いの主人公アーサーは外科医。
彼には巴里に美人のフィアンセがいる。
巴里で彼らは悪質な魔術師と知り合いになり、アーサーは執念深い彼から恨みを買ってしまう。
魔術師は魔術で婚約者を支配し、自分の妻にしてしまう。
魔術師は妻をずっと処女のままにしておき、人造人間製造の実験の道具に用いて、結局死なせてしまう。
怒り狂ったアーサーは魔術師を絞殺して、奇怪な人造人間もろとも焼き払ってしまう。
(了)
モームがこんな作品を書くのかと驚いた。
コメント 0