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原発ニュースIII(随時アップデイト) [エコロジー]

私は正直、原発が怖い。

チェルノブイリ事故っていったいなんだったんだ。

ロシア製の原発は粗悪品なので爆発したのか。

日本製の原発は優秀なので、大丈夫なのか?

ロシアの労働者や監督者は怠慢だから、施設管理がいいかげんだったのか。

日本の労働者や監督者は優秀だから、怠慢管理は一切なしか?

原発に関する報道をスクラップしていきます。


<敦賀原発2号機>配管の弁が故障、手動で停止 福井

 福井県敦賀市の日本原子力発電敦賀原発2号機で1日午前10時ごろ、2次系配管の弁が作動しなくなった。原電は原子炉を手動停止させ、原因を調べている。外部への放射能漏れなどはなかった。また、2号機は30日深夜にも正しく作動しないトラブルがあったが、直後の点検で特に異常はないと判断した。(毎日新聞) - 7月1日20時16分更新


<核燃料再処理工場>2人目は内部被ばくなし 原燃報告

 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で2人目の作業員が内部(体内)被ばくをした可能性がある問題で、日本原燃は3日、作業員の体内から放射性物質が検出されず、内部被ばくはしていなかったとする調査結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。同工場では5月20日に初めて作業員が内部被ばくしていた。(毎日新聞) - 7月3日20時43分更新


 <核燃料容器>設計ミスで放射線遮へい能力、基準満たさず

 日本原子力発電は3日、東海第二発電所の使用済み核燃料を貯蔵する容器4基の設計書に入力データの誤りがあり、放射線の遮へい能力が国の安全基準を満たしていなかったと発表した。誤りが見つかったのは円筒形の貯蔵容器で、このデータを基に製造すると放射線量が安全基準を越えるため、同社は製造を中止した。(毎日新聞) - 7月3日19時47分更新


<志賀原発>2号機を停止、再稼動に4カ月 北陸電力

 北陸電力は4日、志賀原発2号機を停止し、低圧タービンを点検する計画を原子力安全・保安院に提出、同日夕から原子炉停止作業に入った。再稼働まで約4カ月かかる見通し。先月15日に、2号機と同型の中部電力浜岡原発5号機が、低圧タービンの脱落で自動停止。同保安院が北陸電に点検を指示していた。(毎日新聞) - 7月4日22時8分更新


 3号機でもミスを30年放置 東電福島第一原発

 東京電力福島第1原発の1号機と5号機で、気体流量計の設定ミスが25年以上放置されていた問題で、東電は6日、同3号機の冷却水流量計でも、運転開始から約30年間、設定ミスが放置されていたと発表した。定期検査中の調査で判明した。
 東電によると、3号機の冷却水、気体など3系統の流量計でミスが放置されていた。いずれも安全性に問題はなく、既に設定を修正したという。
 緊急時に爆発を防止するシステムにある気体流量計では、本来の設定条件と仕様書の数値が違い、保安規定が求める流量が確保されていなかった。冷却水の流量計では仕様書の数値が誤っており、表示される数値が実際の流量より0・1%少なくなったが、誤差の範囲内だったという。(共同通信) - 7月6日12時52分更新


 <浜岡原発>タービンの内部を報道関係者に初めて公開

 中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)のタービンが異常振動で停止し、284枚の羽根に損傷が見つかった問題で同電力は7日、タービンの内部を報道関係者に初めて公開した。折れた羽根がタービン内の機器を直撃し、生々しい傷跡を残していた。折れた羽根は、蒸気の流れを制御する構造物などに多数の傷をつけていた。(毎日新聞) - 7月7日21時44分更新


 <女川原発>原子力安全・保安院が東北電力に総点検支持

 東北電力女川原発で必要な検査が行われないなど安全管理に問題があったとして、原子力安全・保安院は7日、同電力に対し、安全管理体制の総点検を指示した。来月7日までに再発防止策を求めている。定期点検中の3号機で配管の番号が間違っており、本来、測定すべき配管の肉厚を測定しないなどの問題が発覚したため。(毎日新聞) - 7月7日21時4分更新


 原発の総点検委設置 経産省指示に東北電力

 原発の配管の管理を徹底できなかったなどとして経済産業省原子力安全・保安院から品質保証体制の総点検を指示された東北電力は11日、再発防止策などを立案する「原子力品質保証体制総点検委員会」を設置した。
 8月7日までに対策をまとめ、保安院と宮城県など地元自治体に報告する。記者会見した斎藤恒夫副社長は管理が徹底できていなかったことについて「県民に心配をかけ、心からおわびする」と重ねて陳謝した。
 保安院は7日、女川原発3号機(宮城県)で配管番号の誤った表示によって肉厚測定の対象となるはずだった配管が測定から漏れたほか、東通原発1号機(青森県)の東芝の流量計データ改ざん問題への対応が不適切などとして総点検するよう異例の指示を出していた。(共同通信) - 7月11日19時2分更新


 下請け作業員にも資格試験 被ばく事故受け日本原燃

 青森県六ケ所村の日本原燃使用済み核燃料再処理工場で作業員の内部被ばくが相次いだことを受け、同社は11日、これまで放射性物質にかかわる作業をする社員に求めていた社内の資格取得を、下請けの協力会社の作業員全員に義務付けることを決め、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
 原燃によると、協力会社の作業員の教育訓練や力量の判定は従来、個々の会社に委ねていたが、手順ミスなどで事故が相次ぎ、社員と同じ教育訓練が必要と判断した。
 資格試験は分析、運転、保守、放射線管理の作業者で順次行う。放射性物質や機器の扱い方を問う筆記試験と、現場での作業手順を試験官が確認する実技試験の2種類。資格は約3年ごとに更新させる。(共同通信) - 7月11日18時52分更新


 女川原発2号機が定期検査 東北電力

 東北電力は16日、女川原発2号機(宮城県女川町など)の定期検査を始めた。期間は約3カ月の予定。
 2号機は5月、配管に蒸気などで内側が削られたとみられる減肉による穴や、制御棒にひびが見つかった。7月下旬に予定していた定期検査を前倒しした。
 原子炉の燃料の取り換えや配管内側の厚さ測定などを実施する。(共同通信) - 7月16日13時7分更新


 発電タービン羽根事故、志賀原発でも2枚にヒビ割れ

 中部電力・浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)で発電タービンの羽根が破損した事故を受け、同型の志賀原発2号機(石川県志賀町)を点検していた北陸電力(富山市)は18日、発電タービンの羽根2枚にひび割れを確認したと発表した。

 ひびの長さは23ミリ、12ミリで、いずれも羽根の根元部分で見つかった。点検は840枚の羽根のうち、15枚しか終えておらず、今後さらに破損部位が見つかる可能性がある。(読売新聞) - 7月18日20時29分更新


 <浜岡原発>クラゲ大量付着で出力抑制 静岡

 中部電力は19日、静岡県御前崎市の浜岡原発3、4号機の出力(計約220万キロワット)を一時的に6~7割に抑制したと発表した。タービン通過後の蒸気冷却用の海水取水槽のごみ除去装置に大量のクラゲが付着したためで、同原発がクラゲの影響を受けたのは初。3号機は約3時間後、4号機は約2時間後に復旧した。(毎日新聞) - 7月19日21時46分更新


 浜岡3号機も耐震工事着手 中部電、3割向上目指す

 中部電力は20日、静岡県御前崎市の浜岡原発3号機(沸騰水型、110万キロワット)の耐震性を高める工事を21日の定期検査開始とともに本格実施すると発表した。
 東海地震などの大規模地震に備え、中部電は1-5号機すべてで耐震性を約3割向上させる計画で、既に4号機で今年3月から開始している。3号機の工事は、各種の配管や熱交換器などを金属製部品で補強するなどし、2007年度下期に完了する予定。
 浜岡原発は同地域での最大規模の地震で生じる岩盤の揺れ(地震動)を600ガルと、東海地震よりも大きく想定して設計されたが、これを1000ガルまで引き上げ、耐震性に余裕を持たせるという。(共同通信) - 7月20日16時47分更新


 敦賀1号機を手動停止=装置の機能低下、外部に影響なし-福井県

 福井県は20日、日本原子力発電の敦賀原子力発電所1号機(福井県敦賀市)で、原子炉再循環ポンプのモーターに冷却水が漏れないようにする「軸封部」という装置の機能が低下したため、原子炉を手動停止すると日本原電から報告を受けたと発表した。外部への放射能の影響はないという。(時事通信) - 7月20日14時1分更新


 もんじゅの燃料一部交換へ 国の許可必要、再開影響も

 日本原子力研究開発機構は20日、運転再開に向け改造工事中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の原子炉内にある燃料の出力性能が低下しているとして、燃料の一部を交換する方針を福井県原子力安全専門委員会に伝えた。
 この交換に際しては、国から燃料使用計画の変更の許可を受ける必要がある。安全協定に基づき、県や敦賀市の事前了解も不可欠。当初は想定していなかった手続きを踏まなければならず、2008年2月を目指している再開時期に影響を与える可能性もある。
 原子力機構によると、燃料に含まれるプルトニウムの一部が1995年のナトリウム漏れ事故以来、10年以上使用されなかったために核分裂しにくい物質に自然変化し、このままでは高出力の運転ができないという。(共同通信) - 7月20日20時3分更新


 プルサーマルに賛否 伊方原発、愛媛県が討論会

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)のプルサーマル計画をめぐる県主催の討論会が23日、松山市で開かれ、研究者や市民団体代表らが賛成、反対の意見を表明した。松山市の主会場に約1400人、テレビ会議システムでつないだ伊方町の副会場に約400人が参加した。
 伊方原発のプルサーマルは3月に国が許可した。地元の同意が焦点で、加戸守行知事は「同意の最大の条件は安全性の確保と県民、伊方町民の理解だ」とあいさつした。
 山名元京都大教授(放射化学)は「将来の高速増殖炉導入に備え、使用済み核燃料を再処理して使うプルサーマルが必要で、安全性もウラン燃料と変わりない」と主張。(共同通信) - 7月23日19時15分更新


 福島第二1号機で水漏れ 

 東京電力は24日、原子炉起動中の福島第二原発1号機の原子炉建屋地下で23日、微量の放射能を帯びた水約4.7リットルが漏れたと発表した。外部への影響はなく、ふき取って処理した。
 東電によると、23日午前3時ごろ、非常時に冷却などを行う「原子炉隔離時冷却系」の確認運転後、同系統のポンプ室の排水口から水があふれているのをパトロール中の作業員が見つけた。東電が原因を調べている。(共同通信) - 7月24日18時2分更新


 <志賀原発>2号機のタービン羽根計146枚にひび

 北陸電力は25日、志賀原発2号機の点検で、発電用低圧タービンの羽根144枚にひびが見つかったと発表した。ひびは最大で70ミリだった。ひびは既に2枚に見つかっており、これで計146枚となった。志賀原発では、同じ型のタービンを使っている中部電力浜岡原発5号機で6月、羽根に大量の損傷が見つかり検査中。(毎日新聞) - 7月25日11時38分更新


 配管破損事故で停止の美浜原発3号機、9月に再起動

 死傷者11人を出した2004年8月の配管破損事故から停止している関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について、関電は24日、9月後半に再起動することを決めた。

 県や町は、すでに5月に運転再開を了承しているが、関電は遺族感情に配慮して、三回忌を迎える8月以前の再起動を見送ったうえ、起動を安全確認のための「試験」と位置づけることで、遺族から了解を得たという。

 関係者によると、試験起動後、発電まで行う予定だが、10日間程度運転した後でいったん停止。機器を点検して安全性を確認したうえで、営業運転の再開時期を改めて遺族と話し合う。(読売新聞) - 7月25日3時9分更新


 原発、不可欠と容認 民主が積極推進に転換

 民主党がまとめたエネルギー政策に関する新見解案が25日、判明した。1998年の結党以来、代替エネルギー確立までの「過渡的エネルギー」と位置付けてきた原子力発電について「エネルギー安全保障上、欠かせない存在」と恒久的エネルギーとして積極的に推進する立場に転換する。26日の経済産業部門会議で意見集約し、党「次の内閣」で正式決定する。
 党の「エネルギー戦略委員会」(座長・大畠章宏組織総局長)がまとめた。高速増殖炉技術の確立を含め「核燃料サイクル政策の完成に向けた取り組みを進める」とも明記した。
 民主党は、旧社会党が94年の村山政権発足時に原発を過渡的エネルギーと容認した政策を踏襲。民主党内ではこれまで積極推進論もあったが、これに慎重な旧社会党系議員らへの配慮から、党内議論を事実上、“封印”してきた。(共同通信) - 7月26日2時6分更新


 もんじゅ再開3カ月遅れへ 交換燃料の健全性確認で

 日本原子力研究開発機構は26日、改造工事中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の燃料を交換することに伴い、燃料の健全性を確かめる工程を工事終了後の設備試験に追加すると発表した。このため、運転再開は当初目標より3カ月遅れ、2008年5月以降となる。
 また、燃料交換に際して必要となる国への原子炉設置変更許可申請に先立ち、地元への事前了解願を同日、福井県と敦賀市に提出した。
 原子力機構によると、燃料の健全性確認試験では、原子炉内にある370体の燃料集合体のうち、数体を選んでファイバースコープで外観検査などを行う。(共同通信) - 7月26日19時29分更新


 もんじゅの安全性を検査 10年の長期停止で保安院

 経済産業省原子力安全・保安院は31日、ナトリウム漏れ事故を起こし、10年以上も停止している高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、日本原子力研究開発機構が、運転再開に向け設備の安全性を確認するためにまとめた計画書が妥当かどうか判断するため、もんじゅを立ち入り検査した。
 長期停止を理由に保安院が立ち入り検査するのは初めてで、8月4日まで5日間行う予定。
 検査に先立ち保安院の担当者が「(10年前の検査から)長期経過している設備が、当時の状態を維持しているか特に確認する必要がある」と説明した。(共同通信) - 7月31日17時22分更新


 <志賀原発>タービンの羽根、ひび割れ・折れ計258枚

 北陸電力は3日、志賀原発2号機の点検最終結果を報告した。発電用低圧タービンの羽根840枚中、計256枚の根元取り付け部分にひび割れがあり、これ以外に2枚が折れていたと発表した。運転停止が今年度末まで続く見通しで、同社は連結の経常利益ベースで今年度100億円の減益になると予想している。(毎日新聞) - 8月3日20時30分更新


 放射性物質含む水、純水タンクに=福島第一原発-東電

*東京電力 <9501> は6日、運転中の福島第一原発4号機(福島県大熊町)タービン建屋に隣接する復水貯蔵タンクから、純水補給水系を経て純水タンク内に放射性物質のトリチウムを含む水が流入していたことが分かったと発表した。トリチウム濃度は最大で自然界の約26万倍の数値が検出されたが、東電ではすぐに人体に影響を及ぼす数値ではないとしている。(時事通信) - 8月7日6時0分更新


 「環境への影響なし」と東電=福島第1原発の放射性物質放出

 運転中の福島第一原発4号機(福島県大熊町)で、純水タンク内に放射性物質のトリチウムを含む水が流入した問題で、東京電力は8日、外部に放出されたトリチウム量は同社の保安規定より少なく、外部環境への影響はないと発表した。
 東電によると、7月30日から8月5日にかけ、2カ所の放水口から排出された水と、所内ボイラーの蒸気の計3カ所からトリチウムが外部に放出されたとみられるという。
 流入は、通常は閉じられている純水補給水系とつながる復水貯蔵タンクの弁が全開となっていたために起きた。同社は、引き続き弁が開いていた原因を調査している。(時事通信) - 8月8日15時2分更新


<浜岡原発>制御棒1本にひび割れ見つかる 

 中部電力は7日、静岡県御前崎市の浜岡原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)=定期点検中=のハフニウム板型制御棒1本でひび割れが見つかったと発表した。放射能の外部への影響はないが、安全協定に基づき県と御前崎など地元4市に通報した。
 中電によると、使用済みの同型制御棒13本を原子炉から取り出して外観点検し同日午後2時ごろ、ひび割れを見つけたという。中電は13本をボロンカーバイド型制御棒に取り換える。
 ハフニウム板型制御棒のひび割れは東京電力福島第1原発で最初にみつかり今年1月、国が電力各社に点検を指示した。【舟津進】(毎日新聞) - 8月7日19時23分更新


<核融合実験>遠隔操作に成功 日本原子力研究機構

 日本原子力研究開発機構は8日、茨城県那珂市の臨界プラズマ試験装置を、インターネットを介して遠隔操作する核融合実験に成功したと発表した。大型核融合実験装置を使った遠隔実験ができることを実証したのは世界初という。実験は京都大宇治キャンパスで行われ、パソコンから同装置の制御システムにアクセスした。(毎日新聞) - 8月8日21時22分更新


<志賀原発>放水槽の放射線量、テープでふさいで測定できず

 北陸電力は9日、志賀原発2号機で、作業服の洗浄水などを海に排出する前にためる放水槽の放射線量が、2号機の試運転開始以来、正常に測定されていなかったと発表した。測定用配管の途中にある接続部分の開口部を、製造段階で張られたテープがふさいだままで、水が流れない状態になっていた。(毎日新聞) - 8月9日23時4分更新


 <東海第2原発>流量計の設定値変更 24年前から故意に?

 日本原電は9日、東海第2原発の流量計2基の設定値が、少なくとも24年前から誤って入力されていたと発表した。同社は、当時の担当者が定期検査に合格するため故意に変更した可能性があるとしている。経産省は「長年、不適切に設定されていたのは遺憾」と厳重注意、原因と再発防止策を1カ月以内に報告するよう求めた。(毎日新聞) - 8月9日21時5分更新


 高浜原発3号機が自動停止=蒸気発生器の水位低下-福井

 福井県は19日、関西電力高浜原子力発電所3号機(福井県高浜町)で、蒸気発生器の水位の異常低下を知らせる警報が鳴り、原子炉が自動停止したと発表した。放射能漏れなど外部への影響はないという。
 関電によると、高浜3号機は定期検査を控え、18日から出力降下中で、自動停止した同日午後11時55分の約1時間後に運転停止の予定だった。
 2次冷却水の流量を調整する主給水量制御弁を、バイパス弁に自動切り替えする途中に異常が発生。蒸気発生器の水位が低下したとみられる。
 高浜3号機はそのまま約4カ月にわたる定期検査に入り、関電は原因について調査を行う。(時事通信) - 8月19日9時0分更新


 核処分場 奄美大島へ誘致検討 宇検村が原環機構説明会

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宇検村の場所
 
 鹿児島県奄美大島の宇検村が、原子力発電環境整備機構(原環機構)が公募している高レベル放射性廃棄物最終処分場の誘致を検討していることが分かった。村の要請で原環機構は6月と7月、元山三郎村長ら村幹部と村議、商工会などへの説明会を開いたが、元山村長は「企業誘致の一環として勉強のために開いた。村として検討する段階ではなく、今後のスケジュールはまったくない」と話している。
 村によると、説明会は元山村長が6月20日に原環機構へ開催を要請。同機構の担当者が同22日に村幹部と村議全員に対して、7月12日に村商工会の役員らに対して、処分場の安全性や調査に入った場合の交付金などを説明した。それぞれ1時間程度で、賛否の意見はなかったという。
 宇検村は人口約2100人。05年1月に旧名瀬市など5市町村の法定合併協議会から離脱し単独の道を選んだが、村財政はひっ迫している。
 元山村長は「4年前に原環機構から公募の資料が届いていた。議会で大企業の誘致も必要という意見があったので、説明してもらった」と強調。一方、国馬和範村議長は「世界遺産を目指す奄美にこのような施設が必要か疑問。議会として慎重を期したい」と話した。
 原環機構は02年から、使用済み核燃料の再処理後に出る高レベル放射性廃棄物の処分場候補地を全国の市町村に公募。九州では長崎県新上五島町、鹿児島県南さつま市(旧笠沙町)などでも誘致の動きが出た。【神田和明、内田久光】(毎日新聞) - 8月21日17時11分更新


 <原発情報漏えい>三菱重工社員のパソコンから

 三菱重工社員のパソコンから関西電力・大飯原発(福井県おおい町)に関する検査資料がインターネット上に漏えいしていたことが発覚し、経済産業省原子力安全・保安院は23日、関西電力を厳重注意した。流出した資料には核物質防護にかかわるデータは含まれていなかったという。(毎日新聞) - 8月23日22時9分更新


 六ヶ所村の施設など、ITER計画に77億円概算要求

 国際熱核融合実験炉(ITER)計画の運営組織が早ければ2007年に設立されるのを受け、文部科学省はフランス・カダラッシュに置く実験炉の主要部品を構成する巨大超電導磁石の製造経費や、青森県六ヶ所村の関連研究施設の建設費など総額77億円を07年度予算の概算要求に盛り込むことを決めた。

 ITERは、日米露中韓印の6か国と欧州連合(EU)が共同で運営する実験炉計画で、組織運営のためのITER機構は早ければ、2007年に設立され、2016年には、実験炉の運用開始を目指す。(読売新聞) - 8月27日11時50分更新


 <日立>原発タービン事故で巨額の賠償リスク抱える事態に

 中部電力と北陸電力の原子力発電所2基が、日立製のタービンに異常が見つかったため6月以降、相次いで運転停止に追い込まれた。いずれも05年以降に稼働したばかりの原発で、日立による設計ミスの可能性が指摘されている。両電力が被った損害は合計で約1500億円。いずれも日立への損害賠償請求も検討する方針だ。(毎日新聞) - 8月26日19時59分更新


 核燃交付金の対象拡大=青森・大間原発にも適用-経産省

 経済産業省・資源エネルギー庁は29日、プルサーマル計画を受け入れた都道府県に配分する核燃料サイクル交付金の対象を、新設の原子力発電所にも拡大することを明らかにした。同計画で利用されるウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料で発電予定の電源開発の大間原子力発電所(青森県大間町)などに適用される。原発所在地の地域活性化が目的で、2007年度の概算要求に盛り込む方針だ。(時事通信) - 8月29日17時1分更新


 <原子力安全・保安院>東北電力の報告書に「おおむね妥当」

 原発の安全管理に問題があったと指摘された東北電力が提出した「品質保証体制の総点検」報告書について、経済産業省原子力安全・保安院は30日、「おおむね妥当」との評価結果を発表した。同社は報告書で、安全意識が低下し、無責任体質がまん延したことがトラブルの相次ぐ原因になった、と総括した。(毎日新聞) - 8月30日20時17分更新


 <原発流量計誤表示>原因は妥当性確認の方法未決定 東電

 福島第1原発などの流量計誤表示問題で、東電は31日、計器を設置した際に妥当性を確認する方法を決めていなかったことが原因と発表した。経産省原子力安全・保安院は「計器が適正な値を示すよう維持することは重要」と原発を運転するすべての電力会社に注意を促し、今後も定期検査などで確認を行っていく方針を示した。(毎日新聞) - 8月31日21時4分更新


 <プルトニウム>日本保有量が史上最多 原爆4410発分に

 日本が05年末時点で国内外の原子力施設に保有しているプルトニウムは約44.1トンに上ることが5日、分かった。昨年に引き続き史上最多を更新した。
 経済産業省と文部科学省が同日午前、国の原子力委員会に報告した。それによると、保有量は04年末に比べ約1.0トン増えた。内訳は英仏の再処理工場で保管中が約37.9トン。独立行政法人の日本原子力研究開発機構東海再処理工場(茨城県東海村)で抽出したものや、高速増殖炉「もんじゅ」などの燃料用として保管されている国内分が約6.2トンだった。
 保有総量は原子爆弾なら約4410発が製造できる量に相当する。
 国内外からプルトニウムをため続けることに批判が強いが、プルトニウムの使用を目指していた高速増殖炉は実用化が50年ごろとされるものの正確な見通しは立っていない状況。国は当面、通常の原発で燃やすプルサーマルを推進する方針で、電力各社は10年度までに国内の16~18基の原発で実施する計画だが、現在は九州電力玄海原発だけが地元の同意を得たのみ。
 さらに今年中には稼働したばかりの使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)からもプルトニウムが生産される予定で、プルトニウムの保有量は当面、増え続ける状況にある。【中村牧生】(毎日新聞) - 9月5日11時51分更新


 <もんじゅ>原研機構の点検計画は妥当 保安院

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、ナトリウム漏えい対策のための改造工事が進む高速増殖炉「もんじゅ」について、日本原子力研究開発機構が提出していた設備の点検計画を一部修正させたうえで、「おおむね妥当」と判断した。これにより08年5月に予定されるもんじゅの試運転に向けた点検作業が本格化する。(毎日新聞) - 9月6日19時52分更新


 ロシア原潜で火災、2人死亡=原子炉に影響なし

 【モスクワ7日時事】7日のインタファクス通信などによると、ロシア海軍北方艦隊の原子力潜水艦「ダニール・モスコフスキー」で6日夜、火災が発生し、乗員2人が死亡した。
 同艦隊公報部によれば、火災はバレンツ海に面した半島に停泊中、船首の送電システムで発生。原子炉保護装置が作動し、原子力部門への影響はなかったという。同日深夜までに鎮火した。電気系統のショートが原因とみられている。(時事通信) - 9月7日17時0分更新


 原子力安全・保安院、データ不正捜査で原電に厳重注意

 日本原子力発電東海第2発電所(茨城県東海村)の安全設備で定期検査時に不正なデータ操作が行われていた問題で、経済産業省原子力安全・保安院の広瀬研吉院長は8日、原電の市田行則社長を呼んで厳重注意し、再発防止の徹底を指示した。

 原電は「設備の能力不足を隠し、国の定期検査に合格しやすくするためだった」と不正操作を認めたうえで、企業倫理意識が希薄だった組織風土がこうした不正を招いたと判断し、市田社長ら経営陣5人に対し、報酬減額などの処分を行う。原電は先月、自主調査で不正操作が見つかったと発表した後、さらに関係社員の聞き取りなどを進めていた。設備能力の再評価の結果、安全上の問題はなかったと説明している。(読売新聞) - 9月8日18時54分更新


 <原発タービン>損傷、日立の設計ミス 保安院が見方固める

 経済産業省原子力安全・保安院は、中部電力浜岡原発5号機と北陸電力志賀原発2号機の蒸気タービンで大量に見つかった損傷の原因について、タービン本体の設計ミスによる金属疲労との見方を固めた。使用前検査での試験や、原子炉の低出力運転時にかかる力を設計の段階で考慮していなかったことが両電力と製造会社、日立製作所の調査で明らかになったためだ。
 両電力は11日にも、この調査結果を公表する。このトラブルでは約1500億円の損害が出ると見込まれ、原因が設計ミスと断定されれば、最終的に設計ミスと断定されれば、両電力は日立に多額の損害賠償を請求する見通しだ。
 タービンは蒸気を受け発電機を回す装置。軸に円盤状の28枚の羽根車がついている。運転開始前に行う国の使用前検査では、緊急時を想定してタービンへの主蒸気や発電機を遮断し、回転が安全に停止するのを確認する試験を義務づけている。 調査結果によると、このタービンでは、外側から3番目の羽根車に逆流した蒸気が衝突し、羽根の接合部に、ひび割れを起こした。さらに低出力の運転時に、この羽根車に取り付けられた羽根に不規則な振動が起こり、ひび割れを大きくする要因となったと推定している。
 浜岡5号機では、羽根(長さ約53センチ、重さ約9キロ)そのものが脱落していたが、これは使用前検査などで生じたひび割れが、運転開始後の起動や停止を繰り返すうちに少しずつ拡大。高速回転に伴う遠心力に耐えられなくなったと見ている。
 損傷した羽根車は、効率よく回転するよう他の原発より直径が大きく改良されていた。日立は蒸気の逆流や不規則な振動の影響について、外側から2番目の羽根車までしか考慮していなかった。
 浜岡5号機と同じ改良型軽水炉の東京電力柏崎刈羽6、7号機は、米国製タービンを使用。3番目の羽根車は鋼鉄製ワイヤで羽根がしっかり固定され、強度を補う対策がとられていた。
 タービンの損傷は今年6月、浜岡5号機でタービンの異常振動による緊急停止が起きて発覚した。同原発では計663本の羽根で損傷を発見。志賀2号機でも羽根258本でひび割れや欠損が見つかっていた。
 日立製作所広報部は「国に経過報告はしているが、まだ原因究明の途中だ。設計ミスは可能性の一つとして検討しているが、まだ特定はしていない」と話している。【中村牧生】(毎日新聞) - 9月8日15時6分更新


 浜岡原発のタービン羽根損傷、高圧蒸気逆流で金属疲労

 中部電力浜岡原子力発電所5号機(静岡県)の発電タービンの羽根が大量に損傷した事故について、中電は12日、タービンを回す高圧蒸気の逆流によって羽根に振動が発生し、金属疲労が進んだことが原因とする調査結果を発表した。

 タービンの低出力運転や緊急停止時に逆流が起きることは知られていたが、大型タービンで高出力化(138万キロ・ワット)した浜岡5号機では、設計した日立製作所の想定を超える逆流が起きた。

 このため、2004年4月~05年1月に試験運転を行った際、ワイヤーによる補強などの振動対策が取られていない羽根に集中的にひび割れが起き、その後の本格運転で傷が拡大した。同様の破損は、同じ日立製タービンを採用した北陸電力志賀原発2号機(石川県)でも見つかった。(読売新聞) - 9月12日21時20分更新


 配管破損事故の美浜原発3号機、26日に試験運転開始

 死傷者11人を出した2004年8月の配管破損事故のため運転停止中の美浜原発3号機(福井県美浜町)について、関西電力が遺族側に対し、試験運転を26日に始めると伝えていることがわかった。

 関電によると、試験運転は100%出力で発電した後、10月上旬にいったん停止して機器を再点検したうえで、営業運転再開に向け、改めて遺族の了解を得たいとしている。

 遺族の一人は「家族を奪われた心の整理がつかず、本音を言えば、まだ動かしてほしくない」と話している。(読売新聞) - 9月18日20時37分更新


 http://winonariderv3.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_02d5.html


 


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グピルメン

こんにちは!実は福井県なので、日々ビクビクしながら生きてます。この前の北●鮮のミサイルもビクビクしてました。メルトダウンしたらブログも書けません。。。
by グピルメン (2006-07-12 19:51) 

こんにちは・・・・!!
拝見させていただきました 私は前から原発には反対です 水は時間が経てば引き 火は時間が経てば消えます 人力でも対応できます・・・
原子力は何かが起これば今の人間の力では制御出来ませんし被害も地球規模です 人間の力で制御出来ない原子力は危険です。
by (2006-09-02 09:30) 

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