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ジャック・ニコルソン『シャイニング』 [境界性人格障害]

スティーヴン・キングが製作したんじゃない方の『シャイニング』を観ました。

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2005/11/18
  • メディア: DVD

『時計仕掛け』なんかと同様、DVDになってようやく「無修正版」になりましたね。

キングは大嫌いなこの映画ですが、やっぱりキューブリックもニコルソンも最高に面白い。

キングの分身である主人公ジャック・トランスがこの映画では、全く非人間的なモンスターとして描かれているので、キングは非情に感情を害したんだと思います。

キングはここはこうすればもっと怖くなるとか、いろいろ理論的に批評しているようですが、そんなことははっきり言ってどうでもいいです。

私の場合、もともとB級ホラー映画には興味ないですから。

 

キング製作の『シャイニング』では、主人公のアル中問題が非情に大きくクローズアップされていますが、キューブリック作品では、そこら辺の事情は完全に無視されてます。

 

キューブリック作品ではセクシャルな描写も暴力描写も抑え気味ですが、キング製作のTV版と比べると、さすがに暴力シーンが激しいです。

お化け屋敷が怖いというより、ジャック・ニコルソンの暴力が一番怖いです。


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