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『真夜中のカーボーイ』 [映像作品(DVDなど)]

筋肉少女帯の歌でも有名なアメリカンニューシネマを鑑賞した。

真夜中のカーボーイ

真夜中のカーボーイ

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: DVD

69年に公開された映画だから、古いわけ。

その当時、私はまだ生まれてなかったくらいだから。

日本語タイトルが「カウボーイ」じゃなくて「カーボーイ」なのが不思議。

ずっと「CAR BOY」かと思ってた。

車好きの少年の話かと…

 

テキサスの労働者階級の若者(偽カウボーイ)が売春夫になるためにニューヨークに出てくる。

しかし都会は甘くなく、なかなか客がつかない。

身体障害者のダスティン・ホフマンと出会って、いろいろあって、電気も通ってない廃ビルに同棲するようになる。

当時のNYは福祉政策が充実していなかったらしくて、障害者のダスティン・ホフマンは最底辺のみじめな生活をしている。

足が悪くてびっこな上、肺病を患っているらしい。

カウボーイも金持ちの女には相手にされず、血液を売ったり、ホモの相手をして日銭を稼ぐ毎日。

NYの冬は寒い。

足も肺病も悪化したダスティン・ホフマンはしきりにマイアミに行きたがる。

カウボーイは情の厚い男なので、強盗殺人(強盗傷害?)を犯してカネを作り、ダスティン・ホフマンをマイアミに連れて行ってあげるが、肺が相当悪くなっていたらしく、彼はマイアミに着く前にバスの中で死んでしまう。

(了)

映画では描かれていないが、カウボーイも刑務所行きだろう。

 

なんの救いもない映画。

アメリカンニューシネマは甘くない。

 

ダスティン・ホフマンの汚れ役はうまい。

ディカプリオは『タイタニック』でのイメージに縛られて苦労しているようだが、彼は『卒業』でのイメージを覆すことに成功して、芸域を広げられたんだな。


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