SSブログ

ホリエモンについての真面目だか不真面目なんだか自分でもよくわからない随筆 [境界性人格障害]


みなさんは、ホリエモンが好きですか?嫌いですか?

私は微妙です。

彼の実像をよく知らないし。

カリスマ企業家でイケイケだった頃も、今の代用監獄での地味な暮らしの今の彼の実像もわかりません。

沖縄の経営者に殺人指令を出していたとしたら、完全にアウトですが。

完全黙秘なんですかね、今は。

粉飾決済とか程度の犯罪なら、素直にゲロってさっさと釈放してもらって、またシャバでいろいろやった方がより合理的だと思うのですが、完全黙秘を決断したということは、殺人指令も出していたんじゃないかなとも思います。

真相はこれから明らかになっていくんでしょうけど。

はてさて。


半官ビイキちゅうんですかね、最近はホリエモンの悪口を言う人が多いので、以前はほとんど興味のない人物でしたが、今は私的にホリエモンを少し評価してします。

やはり彼の合理的で利己的な人生観は、近代人として先鋭的。

もっとも今は近代は過去の話で、今は現代、もしくはポスト・モダンの時代なので、そういう意味ではホリエモンのような行き方は時代遅れとも言えるでしょう。

でも現代にしてもポストモダンにしても、近代の礎の上に成立している時代なのですから、合理主義、利己主義を語らずして、現代を語ることもまたできない話なのであります。

うちの愚老母なんかは近代人以前の中世人並の価値観の持ち主で、うんざりです。

ホリエモンの成金趣味は最低だと思います。

真のブルジョワジーたるもの、消費は限りなくゼロにして、質素倹約に励み、投資で儲けた金は全て再投資にまわすのが、そのあるべき姿というものでしょう。

儲けた金で、快楽を貪るなんて、人間としてゴミ以下(リサイクル不可能な無用の長物)。

ホリエモンはなんであんなに金儲けに執着しているんでしょうか?

単なる拝金主義者なんでしょうか?

そうかもしれません。

それなら、そんな人間に私は興味はありません。

どこにでもいるつまらない人間のクズに過ぎません。


でも、ホリエモンはどこかで、「夢」を訊かれて、「不老長寿」と「宇宙征服」とか言っていたようです。

冗談で言っていたのなら、それまでですが、もしも本気で言ってたのなら(まあ常識で言えばただのばか評価でしょうが)、私は大いに評価します。

「不老長寿」と「宇宙征服」を実現するには国家規模レベル、世界経済レベルのカネが必要です。

そういう大それた目標のために金儲けをしてたのなら、それは合理的な行為と言えます。

地球上にはすでに人が住むに不適当な南極大陸や海底などを除くと、あらゆる場所があまねく開発されつくしてしまって、「フロンティア」は消滅してしまいました。

企業家精神とはフロンティア精神のことであります。

真の企業家たらんとすれば、未開の分野の模索は当然です。

地球上で未開の大地を探すことはもうできないので、ならば結局、宇宙進出しかないじゃないですか(海底開発というのもなくはないが)。

宇宙開発を夢物語としか考えられないのは凡人です。

ホリエモンが将来的に宇宙開発を眼中に入れていたとしたら、その先見の明は、大胆にして英雄的です。

人がやらないことに挑戦する姿は素晴らしい。

そして、それならば、宇宙は果てしが無いほど広いことが問題になります。

70年とか80年のライフ・サイクルの人間では宇宙浸出は不可能です。

宇宙侵略と不老長寿はペアで考えなければなりません。

SFではコールドスリープとかワープ航法とかで遠い宇宙を旅しますが、コールドスリープは『2001年宇宙の旅』でも描かれているようなリスクが大きいですが、ワープ航法というのはどうもうさんくさいです。

やはり宇宙探検をするにあたって一番現実的なのは、人間のライフサイクルの延長でしょう。

人間の脳細胞は新陳代謝をすることがなく(細胞が入れ替わったら、せっかくたくわえた記憶も廃棄される脳細胞と共にないなってしまうためだと思われる)、生まれたときからどんどん減っていくばかりなのですが、最近の大脳生理学の研究で定説になっているところでは、大脳では未使用部分が多く、これは単なるシステム構築の失策による無駄ではなく、新陳代謝にうよって新たな脳細胞を獲得するのがシステム上不可能なゆえの脳細胞のストックなのではないでしょうか。

また脳細胞の数は膨大で、日々、これらは死滅して減少していくのですが、人間の知的精神活動というのは大脳の5パーセント程度があれば十分なもので、脳細胞の数とその減少量を計算すれば、理論上、人間の大脳は知性を維持したまま500年持つという仮説も出されています。

脳は500年耐久するとしても、細胞分裂には限界があるので、身体はそんなにもちません。

しかし、癌細胞のメカニズムが解明されれば、正常な細胞分裂の回数を無限に増やすことも可能になるような気もしますし、またクローン技術の応用で、使用不能になった器官を新品に交換していくことも可能になるのではないでしょうか、そう遠くない将来。

脳にしたって、メモリー・バンク以外の、自律神経や他律神経を管理している部分なら、クローン技術で製造した新品と交換しても、人格を失うこともないでしょう。

また、記憶のメカニズムが解明されれば、記憶をコピーして、クローン技術で製造した新品の脳細胞に、移し替えられるようになれば、500年なんてケチくさいことを言わず、同じ人格のまま永遠の命を生き続けることも決して夢ではなくなるのではないでしょうか。

実際、「不老長寿」や「宇宙侵略」を実現するために必要不可欠な、そんな超技術を開発するには膨大な予算が必要でしょう。

そのために無茶な金儲けをしていたのだとしたら、私はホリエモンをリスペクトします。

たとえ夢半ばでやぶれたとしても、常に前向きに生き、倒れるときも前のめりに倒れるという、もっとも偉大な人間の一人に数えられるでしょう。


ちょっと話が大きくなりました。

縮小路線開始。

 

ホリエモンの合理主義の徹底ぶりのエピソードを聞いて興味を抱きました。

人間、金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、ホリエモンは監禁生活を余儀なくされているとしても、依然として大金持ちであることは変わりないので、まだ彼と縁を切らないでいる人間はいっぱいいます。

で、毎日の差し入れの量がすごいらしいのですが(相手が苦境にいるときに売っておいた恩は、そいつが破産しない限り、あとあと高値で買い戻せるものです)、ホリエモンは差し入れ者に缶詰を持ってくるよう命令を出したとか。

不遇の身を案じて差し入れをしてくれる支援者に感傷的に感謝感激するだけなら本当にただの凡人でしかありませんが、ホリエモンのこの合理主義には感動を憶えました。

ホリエモンが差し入れを缶詰限定にしたのは高く評価する!!

私もお菓子は嫌い。

カロリーが高いのは効率的でいいけど、消化の良さを加味して考えれば、ジュースの方が合理的。

特に果汁入りならビタミン類も同時に摂取できてより合理的。

それにスナック菓子の類も油を使っているだけに賞味期間が短いのが不経済。

私の好きなのはレトルトパウチ食品か缶詰。

これは2年以上長持ちするので、大量にもらっても困らない。

貰いすぎて、捨てるのがもったいなくて、無理に食べる必要も無くて助かる。

食べ物を捨てるのも不経済だし、大食は美容と健康の両面で不合理的だ。

冷凍食品も合理的で好きだだが、フリーザーのスペースの限界があるのが欠点。

ことに代用監獄暮らしでは大型冷蔵庫の所有は不可能であろうし。


話は全然かわるが、朝から鬱で気分的にしんどい。

抗鬱剤、ちょっと多目に飲んでおこう。

はあ、毎日何もしてないのに、鬱で疲れるわ。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。