山本リンダ [音楽(CD)]
昨夜は、夕食から就寝まで、ヘンリー・ジェイムズの分厚い小説に挑戦するつもりだったのだが、気分が乗らず、CDばかり聴いていた…
山本リンダのCDを聴いた。
私はひねくれ者だから、何年か前(もう10年以上前かな?)、リンダが流行ってる頃はそっぽをむいていた。
もともと歌謡曲は大好きなので、今更ながらに聴いてみた。
ベスト選曲盤だけあって、燃える曲が入ってますね。
①「どうにもとまらない」…これが一番有名な曲なのかな。
ジャングル・ビートが最高。
②「狂わせたいの」…私はこれが一番気に入った。
私好みのスピード・チューンだ。
アルバム中で一番速い曲だと思う。
機械で測定してみれば、そんなに速くもないのだろうけど、当時のコンピュータでつぎはぎできない録音技術状況から言って、スタジオ録音とはいえ演奏が非常にスリリングで、体感速度はX JAPAN並みだ。
③「じんじんさせて」。
どの曲を聴いてもそうなのだが、特にこの曲を聴くと、リンダの曲や歌メロは、ピンクレディにきっちり継承されているのだなと認識できる。
④「狙いうち」…これこそが一番有名な曲かな?
たしかちびまる子ちゃんが歌うやつ(『ちびまる』もよく知らないけど)。
究極にダンサブルな曲だ。
寝たきり老人も起きあがって踊りだしてしまいそうな勢いのある曲だ、スゴイ。
この頭の4曲が図抜けていて、あとはまあ良質だが、凡庸な歌謡ポップスかな。
⑦の「きりきり舞い」はコケッティな歌い方を試みていて、ちょっと面白い。
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