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『バキ』最終巻 [漫画、アニメ]

『バキ』終わってしまいました。

バキ 31 (31)

バキ 31 (31)

  • 作者: 板垣 恵介
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2006/03/08
  • メディア: コミック

『少年チャンピオン』を読んでない私には唐突に完結してしまった感じで驚いています。

それもそのはず、タイトルが『範馬刃牙』に代わって連載はまだ続いているのですね。

 

『範馬刃牙』でシリーズが本当に完結するようです。

もともと前作『グラップラー刃牙』でも、いろいろあって、結局は父を倒すのが主題になっていたと思うのですが、主人公の力不足もあって目的を果たすには至っていませんでした。

『グラップラー』のクライマックスは主人公の腹違いの兄の強烈さでごまかされて、『バキ』に引き継がれた感じです。

これも中途半端な終わり方だったのですが、腹違いの兄が凄すぎて、怖すぎて、なんとなく納得してしまっていました。

それに比べると『バキ』のクライマックスはあっけなく、親子対決が決定したところで、次作に引き継がれています。

トリロジーの第2部ってのはそんなものでしょうかね。

『バキ』で主人公は父を倒すとこまでいくんだと思っていたので、ちょっと拍子抜けしました。

 

『グラップラー』では、主人公が強敵と渡り合っていくうちに、どんどん強くなっていくのが痛快だったのですが、『バキ』では主人公はあまり出番がなかったのも物足りないところです。

脇役がいろいろやっている間に、主人公は梢江ちゃんとセックスしてるだけといった不思議な印象の読後感です。

主人公はもう強くなり過ぎていて、たまに戦うことがあっても、特に刻苦勉励することもなく、簡単にサクっと勝ってしまっていたので、主人公が戦っているシーンはちっとも印象に残っていません(実際には中国ではけっこう苦労してますが)。

 

主人公と梢江ちゃんの関係ももうぐだぐだになってます。

『ガンダム』でいうと、刃牙=アムロ、梢江=フラウ・ボウ、アライJr.=ハヤト・コバヤシみたいな状態です。

どうなんでしょう?「地上最強の生物」を倒した後――宿願を果たした後、ふたりの関係は修復されて幸せに結ばれるのでしょうか?

主人公はひどいマザコンなので、あまりうまくいきそうにありません。

 

最終巻の見所

①バキ、強すぎ

②オーガ、出番多すぎ

③並ぶとやっぱりバキとオーガの体格差が気になる

④バキと梢江ちゃんの間の溝が深まってる

⑤飯匙倩酒(ハブしゅ)、気持ち悪い

⑥(脇役格闘家は皆そうだが)改造人間ジャック・ハンマ、特に寂しそう

⑦オーガと戦わなきゃならない雄ライオン、かわいそう

⑧巻末の広告で知ったのだが、『瑕面』の作画が板垣先生じゃないと知ってショック

 

 


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