微熱青年 [境界性人格障害]
私は平常体温が高い。
いつでも37度近くある。
薬の副作用かもしれないし、そうでないかもしれない。
とにかく、熱が高いので、ものすごい寒がりだ。
でも学生時代はこんなに寒がりではなかった。
スキーなんかにも平気でいけたし。
今では猫のように寒がりになってしまって、だめだ。
雪が降ったら、コタツで丸くなるタイプである。
寒いと死にたくなる。
寒いのがいやで自殺しようかという衝動がときどきくる。
特に夜中。
だから、夜はできるだけ眠剤を飲んで意識を失うようにしている。
日記にはいつも寒い、空腹、もう死にたいと書いている。
エアコンの効きが悪いのも死にたい原因のひとつだ。
エアコンのエアの噴出し口のすぐ下に150センチくらいの台を置いて、その上に扇風機を設置した。
これで温かい風がその下のパソコンデスクにいる私にいっぱいあたるようになった。
嬉しい。
顔がほてって気持ち悪いくらいだ。
温風が顔に直接あたるので、唇がかさかさに乾燥してしまう。
でも死にたい衝動はおさまった。
エアコンが壊れるまでは生きていくことにした。
そうこうしてこらえているうちに春になって、暖かくなるだろう。
そして夏。
生命の噴出す春、生命が燃え盛り踊り狂う夏。
待ち遠しくてたまらない。
地球が氷河期に入るまでは自殺しないと思う。
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