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父の趣味の遺品 [家族の思い出]

親戚が集まりやすいように8日に法事を済ませましたが、
父の本当の命日は昨日(13日)でした。
どこでもそうなのかはわかりませんが、うちで帰依している住職さんの説明では、
前倒しで法事をするのはいっこうに差し支えないとのことでしたので。

相続税に関係のあるようなことは父の死後、すぐに手をつけましたが、
身の回りのものの整理なのどは、母の意向で、3回忌がすんでからということにしてました。

父もこの家で30年くらい暮らしていたので、いろいろなものがたまっています。
母とふたりで整理しながら、いろいろ思い出話をしました(命日ですから)。

父が切手の蒐集の趣味があったのは知っていましたが、
コインの蒐集までしているとは知りませんでした。
母も知らなかったようです。

私も小学生の頃、切手の蒐集をしてたのを懐かしく思い出しました。
当時は切手蒐集は「趣味の王様」とか呼ばれていて、
同級生でも切手集めをしているのが大勢いました。
よく放課後に自転車で群れて切手ショップに行って、
安い切手を買ったり、高い切手を眺めたりしたものでした。
その店はそのうちテレホンカードを扱うようになり、やがて潰れたようです。

父の遺品の中にはコイン蒐集家向けの本があって、
ゲットしたコイン、もしくは狙っているコインだかに、チェックマークが入ってました。

切手はかなり膨大な量がありましたが(額面で20万円ぶんくらい)、
コインはそれほどの量ではありませんでした(額面で3万円ぶんくらい)。
外国のコインも少し混ざってましたが、ほとんどは日本の古銭です。
ものの本によると、コインは未使用、美品、並とランク分けされるらしいですが、
父のコインは保存状態があまりよくなく、酸化しているのか汚いです。
並以下でしょう。

そもそも切手にしてもコインにしても今時額面以上の価値があるのか疑問です。
この手の趣味はバブルがはじけて以降だいぶ下火になっているようです。
父も90年代に入ってからは興味を失ったらしく、記念切手も額面60円以上のものはありません。
どう処分していいか困っているところです。

一番の大物は昭和天皇御在位六十年記念の1万円硬貨です。
あと各種記念の500円硬貨が20枚くらいあります。
偽造硬貨だと疑われて、普通の店では使えないかもしれません。
昭和天皇崩御の昭和64年度の500円玉も記念のためにか10枚とっておいてありました。
こういう古い500円玉はもう自販機では使えないですね。
ATMでもきっと受け付けてくれないですね。

父が一番熱心だったらしいのが1銭銅貨。
200枚くらいあるようです。
これも普通の店では通用しないでしょう。
銀行に持っていけば1円玉2枚と交換してくれるのかしら?


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