一人四役 [映像作品(DVDなど)]
昨夜は不眠だった。
眠れないと、寒すぎて、布団の中でじっとしているのも苦痛である。
ましてや寝っころ読書も難しくなってきた。
布団から出ている両腕が凍えそうになるのだ。
実際寝ている間も暖房をつけていればいくらか楽だろうが(なかなか部屋の下のほうは暖まらないが・・・私はフロアリングの床にベッドではなく、厚いマットレスを直接ひいて寝ている)、
実際原発も炭酸ガスの排出も嫌なので、実際寒いのを我慢する。
寝ているのがキツイので、心身をリラックスさせるため、
『オースティン・パウアーズ・イン・ゴールドメンバー』を観て、大いに笑った。
私の友人では2作目の『デラックス』が最高だという意見が多いのだが、
私の好きなトム・クルーズとオジー・オズボーンがカメオ出演しているが嬉しい。
練りに練られたキャラクター造形と演出が秀逸で、これが最高傑作だと思う。
私が『ゴールドメンバー』を観るのは、劇場で1回、レンタルヴィデオで1回、DVDを買って2回見てるので、これで5回目だった。
そして5回目にして初めて知ったこと。
オースティンパウアーズとドクター・イーヴルとファッタ・バスタードとゴールドメンバーを
全部マイク・マイヤーズがひとりで演じていることだ。
これまでは笑ってばかりで、そんなことに全然気づかなかった(知らなくても楽しめるし)。
あらためてマイク・マイヤーズのキャラクター創案能力の才に驚いた。
『博士の異常な愛情』のピーター・セラーズの一人三役(独人狂博士と英国人将校と米国大統領)、
『マーズ・アタック』のジャック・ニコルソンの一人二役(ホテル王と米国大統領)
も解説を読むまで気づかなかったが、
俳優さんってのは本当に役によって別人になりきれるのだな、と感心することしきり。
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