映画がピンチらしい [映像作品(DVDなど)]
米映画入場、20年で最大下げ
米国内の今年一年間の映画の総入場者数が対前年比で7-8%減となり、過去二十年間で最大の落ち込み幅となることが十五日、分かった。年間の総興行収入も二〇〇一年以来最低の九十億ドル(約一兆四百億円)前後になる見通し。米大手調査会社エキジビター・リレーションズなどの調べでは、総入場者数は今月初めの段階で対前年同期比7・3%減。現在「キング・コング」など人気作が公開中だが、限定的な回復にとどまるとみられる。これまでの落ち込み幅の最低は一九八五年の同12%減だった。映画チケットの総売り上げ枚数も約十四億枚で一九九七年以来、最低となる見込み。(ロサンゼルス 岡田敏一)
(産経新聞) - 12月16日15時39分更新
(`人´) < なんでだろう? やっぱりDVDのせい?
私の尊敬するM・ナイト・シャマラン監督は、
インタビューで良いことを言っているらしい。
「映画館で上映することを目的に作品を作れないなら映画は作りたくない」
「DVDが悪いと言っているんじゃないんだ。
僕は『シックスセンス』のDVD売上で家を建てたようなものだからね。
でも、同時封切りにするくらいなら家を手放してもいい」
たしかに私もDVD以前にヴィデオ・テープ、レーザー・ディスクが普及し始めて
以来、映画館にはほとんど足を運ばなくなった。
というか、デートのとき以外、一度も映画館には行ってない。
映画を観るのが目的でなくて、あくまでデートの方がメインだ。
本当に観たい映画は家のモニターでじっくり観るのがもう習慣になってしまっている。
映画館で観るのもいろいろいいことはあるのだろうが、
同じ空間を共有する観客のマナーが悪かったり、
映画館の従業員の態度が悪かったり、
もうあまり映画館には行きたくないと思ってる。
でも映画館文化はやはり大事だと思う。
個人的には映画館なんてなくなっても、
「映画ソフト」がDVDやネット配信で提供され続けるなら、それでいいとも思う。
しかし『ニュー・シネマ・パラダイス』や『マジェスティック』の影響で、
なんとなく映画館文化は大事にしたいと思っているのだ。
M・ナイト・シャマラン監督の言う事ももっともだと思う。
今日(土)か明日(日)、敬意を表して、シャマラン作品を3本続けて観ようかな。
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