『虔十公園林』 [人文科学(主に小説)]
宮沢賢治の絵本を読んだ。
短編(というかショート・ショート)童話、2話収録。
「虔十公園林」
虔十は杉を植林し、生前も没後も近所の子どもに喜ばれ、生前は馬鹿にされていたが後世において高く評価される。
杉が大嫌い(アレルギーというわけではなさそう)な平二は人から忌み嫌われる仕事をしていたそう、どんな仕事だったのかちょっと気になる。
「ざしきぼっこのはなし」
ざしきぼっこ、漠然とだが認知可能な精霊の一種?
ざしきぼっこが居る家は繁栄して、居なくなる(飽きると出て行くらしい)と没落してしまうようだ。
この本のスゴイところは、本の美観を損ねるバーコードを購入後はがして捨てられること、業界標準化してもらいたいものだ。
コメント 0