『ゴルゴ13』136 [漫画、アニメ]
長寿漫画を堪能する。
139巻には、1999年~2000年に書かれた3話が収録されている。
雑誌や複数の増刊号などに掲載され、コミックス化されるまで5年もかかるんですね。
ここら辺のタイムラグがもどかしいというか、ある意味絶妙というか…
「涙するイエス」
ナチから守ってくれた神父の書いた画を蒐集しているユダヤ人の資産家がいる。
コレクション残すところはあと2枚。
1枚はバブル時代の日本の実業家が持っている。
彼は、自分が死んだらその絵も一緒に火葬してもらうつもりでいる。
しかしバブルがはじけて、その画は銀行に抵当で抑えられているので、もう、実業化が火葬にふされても、画まで一緒に焼かれてしまう心配はない。
そこで、余命短いユダヤ人はゴルゴに実業家の暗殺を依頼。
ユダヤ人は銀行から画を買い取って、1枚をゲット。
最後の1枚は東ドイツの美術館が持っているが、足元を見られてなかなかゆずってくれない。
いろいろあって、結局、いわくつきの名画と交換して、コレクションコンプリート。
この作品のキーワード:ナチス略奪絵画
「2000.02.29」
Y2K問題モノ。
400年に一度のうるう年のプログラムミスを利用して、中国共産党の若手エリートが、台湾にミサイルを発射する。
台湾の対ミサイルミサイルの性能を知りたがっているのだ。
実際の台湾のミサイルの性能は大したことなく、標的を外してしまう。
このままでは台湾は炎につつまれてしまう!
そこで、台湾に雇われたゴルゴが登場。
携帯電話とインターネットを駆使して、難しい射撃をして、台湾を救う。
「原子養殖」
ムルロア環礁の近くの小国がひそかに核武装の準備をすすめている!
核保有の既得権を守るため、核拡散を阻むため、米、露、中、英、仏の五大国が立ち上がった。
というか、ゴルゴに暗殺以来をした。
ゴルゴは言われた通りに標的を殺害し、小国の核武装計画は頓挫する。
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