『イエスの現場』 [人文科学(主に小説)]
桃山学院大学の教授が書いた本を読んだ。
聖書をよく研究されて、イエス・キリストの実像にせまろうという試み?
イエス・キリストの言行は、普遍的に通用する内容ではなく、その現場の状況を合わせて理解する必要があると全編を通じて述べられている。
私はカトリック教会のやっている幼稚園に通ったり、小学生になってからもカトリック教会の日曜学校に通ったりしていたせいか、イエス・キリストに対してはかなり崇高で神聖なイメージを持っていたので、この著者があらわしているような人間くさい卑小なイエス像を提示されると、けっこうとまどってしまう。
どことなくサヨク臭くて、ちょっと読みにくかった。
コメント 0