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メル・ギブソン『燃えつきるまで』 [映像作品(DVDなど)]

実話をもとにした脱獄不倫ロマンスを観た。

燃えつきるまで

燃えつきるまで

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/06/02
  • メディア: DVD

 

舞台は、自動車がなかった頃の昔のアメリカ。

原タイトルが「ミセス・ソフル」というように、主役はメル・ギブソンじゃなくて、ダイアン・キートンかな。

ダイアン・キートンは刑務所長の妻だが、夫との関係は冷え切っている。

メル・ギブソン(とその弟)は、無実を主張する死刑囚として、ダイアン・キートンのもとに収監される。

ダイアン・キートンがメル・ギブソンに聖書を読んだりハンカチをプレゼントしたりしているうちにふたりには愛が芽生える。

そこで、ダイアン・キートンは、メル・ギブソン(とその弟)が脱獄できるように、のこぎりなども差し入れしてあげる。

この刑務所は昔だけあって、警備が貧弱。

『グリーン・マイル』や『ショーシャンク』に比べてもずいぶんゆるい。

簡単に脱獄に成功して、ダイアン・キートンとメル・ギブソン(とその弟)は、カナダへ向かって駆け落ちする。

季節が冬なので、寒そうだ。

ダイアン・キートンとメル・ギブソンのセックスシーンが一番の見せ場か。

結局、カナダにたどり着く前に追っ手に捕まって、メル・ギブソン(とその弟)は射殺される。

ダイアン・キートンは刑務所行き。

(了)

 

事実は小説より奇なりというか、わけのわからない映画だった。

実際のエピソードを尊重しているせいか、特に感動的な場面もなく、特に派手なアクションシーンもなく、キャラクターにも魅力がなく…

キャスティングに興味がある人以外は観ない方がいいかもしれない。

不倫好きには面白いかもしれない(私は不倫ものは嫌い)。


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