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読書で目がくらくら [不眠症]

昨夜はなかなか眠れなかった。

2時に薬を飲んで、4時に寝た。

『死刑囚最後の日』は、死刑囚が3歳の娘と再会するところまで読んだ。

死刑囚最後の日

死刑囚最後の日

  • 作者: ヴィクトル・ユーゴー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 文庫

その娘は母親から、父はもう死んだと聞かされていて、死刑囚のことを父親だとは思っていない。

事情はよくわからないが、娘は父親の死刑宣告文を持ち歩いていて、字を覚える練習に使っている(シュールだなあ)。

 

飽きてきたので、別の本を読み出した。

宝島社文庫「社長をだせ!」

宝島社文庫「社長をだせ!」

  • 作者: 川田 茂雄
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2004/10/15
  • メディア: 文庫

大手カメラメーカー勤務のクレーム処理係の愚痴の羅列。

半分くらい読んだが、あまり私には関係のない世界のできごとなので、退屈だった。

そもそも製造業の場合、クレームは単純だ。

製品の出来が悪いとクレームになる、ただそれだけのこと。

クレーマーとメーカーがもめるのは、メーカーの品質基準と、ユーザーの求める品質基準が大きく食い違っているときだ。

この会社の場合、高級カメラを扱っているので、ユーザーの眼もやや厳しいようだ。

私はどちらかというと、サーヴィス業のクレームに興味がある。

モノにはあまり興味がない。

特にカメラには興味がないのであまり面白くなかった。

この本では、写真を撮ったが映らなかったとかでクレームがくるらしいのだが、私だったら、写真が映ろうが映るまいが興味がないから、映らなくてもクレームはつけないな。

このカメラメーカーの(元?)従業員は、過激なことを言っているので、会社名は匿名になっているが、まあろくでもない会社である(企業のイメージダウン必至なので会社名は秘密なのだろう)。

クレームに対して、カメラは壊れて当たり前といった態度で一貫している。

(善良な市民からの損害賠償や慰謝料のクレームはつっぱねるくせ、ヤクザから脅されれば、NHKと同じで簡単にカネを払おうとする)

ますますカメラ(とカメラメーカー)が嫌いになった。

独占資本家に対する憎しみが増し、革命(?)への意欲の炎に油が注がれた。

 

メガネを変えたので、ものがよく見えるようになった。

旧メガネは10年落ちくらいで、その間、近眼が進行していたのだ。

旧メガネでは矯正視力0.7以下だったらしい。

新メガネでは1.0に矯正される。

急に世界が良く見えるようになったので、世界が明るすぎる。

本を読んでいても、鮮明に見えすぎて、かえって疲れる。


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